運送業界の未来を切り開く「ロジックス」の革新機能とは
現在、運送業界は2024年問題を控え、労務管理の効率化が重要な課題となっています。アセンド株式会社が提供する業務管理クラウドシステム「ロジックス」は、こうしたニーズに応えるべく、労務管理機能のアップデートを行いました。本記事では、ロジックスが取り組む労務管理の革新とその利点について詳しくご紹介します。
「ロジックス」とは何か?
ロジックスは、運送事業者向けに特化したクラウド型の業務管理ツールです。このシステムは、案件の受注から配車、請求書の発行までを一貫してデジタル化し、煩雑な管理作業を大幅に効率化します。
業務を進める中で、経営数値(原価、利益率、車両回転率など)を自動的に一元管理し、収支改善や運賃交渉に必要なデータを手間なく可視化。これにより、運送事業者は経営の数字から目を離すことなく、効率的な業務運営が実現できます。
ロジックスの詳しい製品情報は、
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労務管理機能の新たな進化
ロジックスの労務管理機能は、ドライバーを中心に勤務予定や実際の運行後の実績管理を行えるシステムです。デジタコからのデータを簡単に取り込み、従来は半日かかっていた集計作業がわずか10分で完了します。また、ダッシュボード機能により、労働基準法や改善基準告示に関連する運用状況を全社で確認できます。
さらに配車に関する画面では、ドライバーの勤務状況が一目で確認でき、それに基づいて配車の調整が可能です。これにより、労務管理ルールへの適応をスムーズに行えます。
変形労働時間制への対応
今回のアップデートで特に注目されるのは、変形労働時間制への対応です。この制度は、業務の繁忙期には所定の労働時間を長くし、閑散期には短くするというもので、運送業で約7割が採用しています。ロジックスは、この標準的なルールに対応することで、現場の管理業務を徹底的にサポートしています。
開発担当者の思い
この機能を開発した宮沢氏は、運送業界の複雑な労務管理業務がどれほどの負担かを理解しており、ロジックスが提供する柔軟なデータ連携によって法令遵守や給与計算の課題を解決する手助けをしています。彼は、日常的な課題を減らし、運送会社が本来の業務に集中できる環境を目指しています。
会社のミッション
アセンド株式会社は、「物流の真価を開き、あらゆる産業を支える」というミッションを掲げ、2020年に設立されました。運送事業者が簡単に業務効率化と経営DXを実現できるよう、ロジックスを提供するとともに、国土交通省との協力を通じて業界全体の向上を支援しています。
詳しい情報や採用情報は、
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まとめ
ロジックスによる業務効率化や労務管理機能の革新は、運送業界の抱える課題解決に向けた第一歩です。2024年の問題が迫る今、運送事業者がこの革新技術を活用し、より快適に業務を行える未来を築いていくことが期待されます。