新しい茶道具「ネオ仕覆」の登場
高島屋と人気ブランド、ブリジットタナカが手を組んで新たに誕生させたのが「ネオ仕覆」です。このアイテムは、フランス・パリに拠点を構えるブリジットタナカによって、茶道の文化をモダンにアレンジした、オーガンジー素材のきらびやかなバッグとして展開されています。伝統的な茶道の要素を取り入れつつ、現代のライフスタイルにマッチしたデザインが魅力です。
ブリジットタナカの特徴
ブリジットタナカは2017年の設立以来、環境に優しいオーガンジーを使用したバッグを提供しています。素材の選定からデザインまで、エコロジーへの強い思いが反映されています。オーガンジーは見た目以上に丈夫で、最大8kgの耐重量を持っています。そのため、軽量でありながら持ち運びが簡単で、日常生活でのエコバッグとしての使用にも適しています。また、バッグだけでなく、ポーチや巾着、花を持ち運ぶためのアイテムも展開されており、幅広い雰囲気を持っています。
「ネオ仕覆」とは
「ネオ仕覆」は、茶道具を入れるための伝統的な巾着である「仕覆」を現代風に革新したアイテムです。デザインには1960年代の高島屋の紙袋で使われていた「線バラ」がモチーフにされており、赤い線で描かれたバラが美しく刺繍されています。これは高島屋のシンボルである「バラ」を象徴し、長い歴史のある百貨店としての想いが込められています。
商品バリエーション
ブリジットタナカとコラボレートしたアイテムには、以下のような商品があります:
- サイズ:約9×10.5cm
- サイズ:約90×90cm
- サイズ:約H30×W31.5×D18cm
これらの商品は、日本橋高島屋の「美術画廊」で限定販売されており、特に風呂敷とトートバッグは日本橋店のみで取り扱われています。これにより、伝統的な茶道具を日常生活に取り入れることができる新しいスタイルを提案しています。
高島屋の文化的意義
高島屋は1831年に京都で設立されて以来、常に変わらぬ価値を持つ百貨店として、多くの人に愛され続けています。「線バラ」というデザインは、1952年に誕生し、長い時を経てもなお、多くの顧客に支持されています。このバラのモチーフに、新しいデザインが加わることで、伝統とモダンを融合した魅力が生まれています。日本橋高島屋はこのような背景を持ち、2004年の全館リニューアルを経て、さらなる注目を集める存在となりました。
お問い合わせ情報
高島屋各店の「美術画廊」では、これらの新商品に関する詳細情報やディスプレイなどが行われています。興味のある方は、ぜひ店舗を訪れてみてください。美しいオーガンジーのバッグや茶道具が、皆さんのライフスタイルに新しい彩りを加えてくれることでしょう。