Eco-Porkが描く未来の養豚業
東京都千代田区に本社を置く株式会社Eco-Porkは、7月11日に初めての第三者割当増資を実施したことを発表しました。この増資は、リアルテックファンド、田中衡機工業所、リバネスといった戦略的パートナーからの支援を受けて行われ、さらなる成長を目指しています。新しい資金を活用し、養豚サービスの強化及び研究開発の促進に努めるとしています。
動物性タンパク質の需給バランスの変化
近年、世界人口は増加を続け、新興国の経済成長に伴って、肉や魚などの動物性タンパク質の需要が急速に高まっています。この需要の急増に対し、現行の畜産や養殖業には限界があります。生産物を賄うために多くの穀物を使用している現状では、供給が需要に追いつかない事態が今後予測されます。食料を生産するための耕地や収穫量には限りがあり、持続可能な供給を確保するための高度な解決策が求められています。
Eco-Porkの挑戦
Eco-Porkは、この課題に対処すべく、AI、IoT、ICTなどの先進技術を駆使した新しい養豚モデル(Eco-System)の開発に取り組んでいます。世界で最も消費されているタンパク質源である豚肉の生産性を向上させるために、様々なデータ技術を利用し資源効率性を交えた経営を支援しています。また、2018年9月には「Porker」と呼ばれるモバイル養豚経営支援システムをリリースし、これまでの養豚農業の生産性向上に寄与してきました。
今回の増資により、これらの取り組みをより強化し、新たなパートナーとの協力を通じて、持続可能な養豚モデルの提供を目指しています。Eco-Porkでは、環境負荷を抑えながら、安心して美味しい豚肉を楽しむ未来を実現するべく、革新を進めています。
パートナーシップの重要性
リアルテックファンドをはじめとする牽引力のあるパートナーと連携することで、Eco-Porkは新しい養豚ビジョンを実行に移すことが可能になります。養豚業における革新を目指すEco-Porkは、これらのパートナーシップを活用して、持続可能な養豚モデルの開発と普及を加速させていく狙いです。
おわりに
株式会社Eco-Porkは、養豚業の未来を見据え、成長を加速するための新たな資金調達を行いました。高度な技術を駆使した新たな養豚モデルの構築を通じて、世界中の人々が安心して豚肉を味わえる未来の実現を目指しています。今後の同社の活動に注目が集まります。
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