本坊酒造、インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ2025での受賞
本坊酒造株式会社は、2025年9月25日にロンドンで開催された「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)2025」の授賞式において、焼酎部門で「焼酎プロデューサー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したことを発表しました。これにより、同社は2022年から4年連続でこの権威ある賞を手に入れることとなります。
焼酎部門での受賞は、本坊酒造が特に注力している製品である「屋久島 大自然林麦」が、3年連続で部門最高賞「トロフィー」を受賞したことが背景にあります。この製品はすでに最高の評価を受けており、ISC焼酎部門において確認されたその品質は、世界中の焼酎愛好家からも高く評価されています。
受賞内容とその他の注目製品
本坊酒造が獲得した各賞は以下の通りです:
「屋久島 大自然林麦」
「屋久島 大自然林麦」
- 「ARAWAZA Stannum」
- 「ARAWAZA BARREL FINISH」
- 「あらわざ桜島」
- 「黒麹仕立て桜島」
- 「貴匠蔵」
- 「貴匠蔵セラーセレクション」
- 「茜風43」
- 「原酒 魂の芋」
- 「屋久島大自然林芋」
- 「屋久杉 Yakushima Jisugi Cask Aging」
この結果は、同社の品質に対する真摯な取り組みと、地域の文化を大切にしながら新たな挑戦を続ける姿勢を物語っています。各製品が多くの賞を受けていることからも、その技術力の高さが伺えます。
ISCについて
インターナショナル・スピリッツ・チャレンジは、イギリスの「ドリンクス・インターナショナル」出版社が主催する品質と味覚を競う世界的なコンペティションです。今年で開催30回目を迎え、焼酎だけでなく、ジン、ウォッカ、テキーラなどの多種のスピリッツが競われます。著名な専門家によるブラインド・テイスティングによって審査が行われ、金賞、銀賞、銅賞が選出される中でも、最優秀金賞やトロフィーといった特別な称号が設定されています。これにより、受賞製品は国際的な評価を受けることができます。
本坊酒造は、「地域文化の継承と革新」を経営理念として掲げ、今後も鹿児島の魅力を最大限活かした焼酎造りに挑戦し続けます。その一環として、トロフィー受賞を機にさらなる品質の向上に努める姿勢を強調しています。
本庄社長は受賞に際し、「ここまでの成果が得られたことに深く感謝しています。これからも努力を怠らず、消費者に愛される焼酎を提供していきたい」とコメントしています。
引き続き、本坊酒造の新たな挑戦に注目していきたいと思います。