ジャンカラがKARASTAを買収、斬新なカラオケ体験を実現へ
2023年の大きな動きとして、西日本最大のカラオケチェーン「ジャンカラ」を運営する株式会社TOAI(代表取締役社長 東原元規)が、株式会社MIXI(代表取締役社長 木村弘毅)からカラオケアプリ「KARASTA」の買収を発表しました。KARASTAは昨年の8月からサービス終了を発表し、多くのユーザーからの声が寄せられていましたが、この買収により、そのサービスが再開されることになるのです。
独自のカラオケ体験の提供
「KARASTA」と「ジャンカラ」、さらには「UTAO」という3つの要素を組み合わせることで、オンラインとオフラインの両方で新たなカラオケ体験を創出します。TOAI社は昨年から既にUTAOを運営しており、その知識と技術を活かして「KARASTA」ユーザーに対し、より充実したカラオケ体験を提供していくというわけです。
KARASTAのユーザーからは、「今までの歌の履歴やフォロワーとの繋がりが失われるのではないか」という懸念がありましたが、TOAI社がMIXI社と話し合いを重ねた結果、事業承継が実現しました。これにより、KARASTAはユーザーにとって大切な居場所を維持し続けることが可能になります。
期待されるサービスの復活
買収後の新しいKARASTAにおいては、9月上旬からはコイン購入やVIP機能の復活が予定され、8月26日からは「KARASTA×ジャンカラ」キャンペーンも開始されます。このキャンペーンでは、カラオケを楽しむ中でのハッシュタグ投稿を通じて、特別な賞品が用意されるなど、参加者を楽しませる企画が盛りだくさんです。
ユーザー向けの魅力的なキャンペーン
キャンペーンは二つの主要な内容から構成されています。まず一つ目は「KARASTAハッシュタグ投稿キャンペーン」。このキャンペーンでは、KARASTAで歌った楽曲を「#ジャンカラかましたれ」と共に投稿したユーザーの中から抽選でアマゾンギフトカードがプレゼントされます。
二つ目は「KARASTAダウンロードキャンペーン」で、KARASTAをダウンロードした全てのユーザーに、ジャンカラでのルーム使用料金が半額になるクーポンが贈られます。このクーポンは10月15日から11月15日まで使えるもので、ジャンカラでのカラオケをさらに楽しむことができます。事前にジャンカラの会員登録が必要ですが、入会費や年会費は無料です。
KARASTAとUTAOのアプリ統合
さらに、今冬にはKARASTAとUTAOが一つのアプリに統合される計画も発表されています。この統合により、両アプリの長所を生かした、質の高いカラオケサービスが提供される見込みです。ユーザーはこれまで経験したことのない新たなカラオケ体験を楽しむことができるでしょう。
ジャンカラの思いと今後の展望
ジャンカラは、1990年にカラオケ事業をスタートし、現在では西日本最大のチェーン店を運営しており、180店舗以上を誇ります。顧客のニーズに応えながら新しいサービスの導入を続けており、DX化が進む中で、業界でも先駆的な取り組みを行っています。今後もジャンカラは、カラオケを中心としたエンターテインメントを通じて、ユーザーに喜びをもたらすことに力を入れていく方針です。
新たなカラオケ体験が楽しめる未来に、ぜひご注目ください。