AI時代に問う、新時代の医療を探る学術大会
2026年11月14日と15日の2日間、TODAホール&カンファレンス東京にて、第9回日本先制臨床医学会学術大会が開催されます。この大会のテーマは「AI・AGI時代に問う、新時代の医療」です。参加申込は2026年7月1日から開始されます。
AI技術の進化と先制医療の本質
AI技術は医療のさまざまな面に広がりを見せており、診断支援や創薬、医療業務の効率化だけでなく、患者とのコミュニケーションや介護領域においても進展しています。しかし、先制医療の目指すものは単なる技術革新ではなく、「病気を治療する医療」から「病気を予防する医療」へのシフトを果たすことです。今回の大会では、AIの進化による先制医療の発展、個別化医療の未来、AIでは代替できない医療者の価値、自由診療におけるAIとの関係性について議論を深めていきます。
著者の登壇と医療の未来
大会のハイライトとして、著書『AIに看取られる日』の著者、奥真也先生が登壇予定です。医療未来学の研究を通じ、人とAIが協力して築く未来の医療、そして医療者に求められる役割について講演していただく予定です。「AI・AGI時代の先制医療・自由診療を考える学会」として、人間とAIの新たな共存についての議論が行われます。
法的課題にもスポットを当てた議論
AIの迅速な普及に伴い、医療現場での法的および倫理的課題が浮上しています。診断や治療にAIが関与する場合の責任、患者情報の取り扱い、AIの提案に基づく治療方針に問題が発生した際の責任の所在について、弁護士の朝戸統覚先生が講演します。医療AIが業務を効率化するだけでなく、診療プロセスそのものを変革する可能性について考察されるでしょう。
インタラクティブなディスカッション
参加者が直接議論に加われるトークディスカッションも計画されています。モデレーターには新垣実先生が招かれ、大会長の小林正学先生や奥真也先生、朝戸統覚先生らが出席し、参加者の意見や質問をリアルタイムで共有しながら議論を進めます。AIが医療に与える影響や医療者の役割について、参加者全員が意見を交えながら深められる貴重な機会となるでしょう。
企業展示も予定
大会の会場では、先制医療・予防医療・再生医療などの分野で活躍する約20社による企業展示も予定されており、最新の医療技術やAIソリューションを体験する機会が提供されます。参加者は直接製品に触れ、業界の最新情報を共有することができます。
開催情報
- - 大会名: 第9回日本先制臨床医学会学術大会
- - テーマ: AI・AGI時代に問う、新時代の医療
- - 開催日: 2026年11月14日(土)・15日(日)
- - 会場: TODAホール&カンファレンス東京 ホールB
- - 公式ページ: 大会ホームページ
- - 参加申込: 2026年7月1日より受付開始
学会について
日本先制臨床医学会は、予防医療や個別化医療を推進する学術団体として、医師や研究者、医療従事者が集まり、診療科や専門領域を越えた議論と実践を行います。この大会を通じて、最先端の医療の実現に向けた取り組みを共に模索する場になることを期待しています。