2027年国際園芸博覧会の出展計画が相鉄ホールディングスから発表

相鉄ホールディングスが、2027年に開催される国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」への出展が内定したと発表しました。この博覧会は、2027年の3月19日から9月26日の期間、神奈川県横浜市にある旧上瀬谷通信施設跡地で開催されます。

この場所は、相鉄本線の瀬谷駅から北に約2キロの距離に位置し、豊かな自然が残る広大な土地です。「幸せを創る明日の風景」をテーマにし、訪れた人々に自然と共生するライフスタイルや心の豊かさを体感してもらうことを目的としています。

博覧会は、約1500万人が来場すると予想されており、その中でも1000万人以上が有料来場者になる見込みです。相鉄グループは、今回の参加によって、自社のブランド価値及び沿線の価値を向上させ、地域の活性化に繋げることを強く期待しています。

出展内容については会場内の5つのVillageに分かれており、それぞれ異なる体験や展示プログラムが計画されているとのことです。具体的には、「Urban GX Village」ではカーボンニュートラル社会を目指す取り組みを紹介し、「Craft Village」では自然とのつながりから生まれる知恵や技術を体験することができます。また、「Farm&Food Village」では農と食の大切さを実感し、「Kids Village」では未来を担う子供たちのための教育プログラムが提供されます。最後に、「SATOYAMA Village」は自然と人との共生をテーマに、人々が互いに関わり合う様子を表現します。

相鉄グループは、発表の中で「快適な暮らしをサポートする事業を通じてお客様の喜びを実現し、地域社会の豊かな発展に貢献します」との基本理念を再確認しています。この取り組みにより、人生100年時代を“活き活きと”過ごせる沿線の実現を目指しています。

今後は、国際園芸博覧会協会と連携し、出展の準備を進めていく予定です。相鉄ホールディングスは、2027年の博覧会を通じて、持続可能な未来へのビジョンを示し、地域の活性化に向けて新たな価値を創造する意欲を顕著にしています。博覧会は、私たち全員が持続可能な社会を築くための重要なメッセージを発信する場となるでしょう。