次世代ERP「HUE」
2014-10-07 12:30:02
ワークスアプリケーションズが革新的な次世代ERPシステム「HUE」を発表、その突き抜けた有用性とは?
ワークスアプリケーションズが発表した次世代ERP「HUE」
2014年10月、東京のグランドハイアットにて株式会社ワークスアプリケーションズが新製品「HUE」の発表を行いました。この新しいERPは「まるで有能な秘書」のような存在を目指しており、企業のオペレーション担当者にとって画期的なソリューションです。来春には販売を開始し、2015年内には顧客への提供が始まる予定です。
イニシアチブの背景
従来のERPシステムは、高い業務網羅性を誇る一方で、その複雑さやユーザビリティの低さが問題とされてきました。ワークスアプリケーションズは、この問題を見据え、オペレーション担当者の負担を軽減すべく、次世代のERPシステムとして「HUE」を開発しました。「ヒューロジック」というコンセプトに基づき、業務入力を基本的に不要にし、情報提供の迅速化を実現しています。
従来のシステムとの違い
「HUE」は、ワークスが過去に提供した「COMPANYシリーズ」とは異なり、クラウドネイティブな設計を採用しています。これにより、企業が持つ情報資産を効果的に活用し、業務の柔軟性を高めます。特に、RDB(リレーショナルデータベース)からの脱却をし、分散型データベースと分散処理技術を活用することで、圧倒的な速度と利便性の向上を実現しました。
ユーザー体験を再考
新たなコンシューマアプリケーションの進化に対抗するため、ワークスは「HUE」を設計しました。コンシューマアプリが提供する圧倒的なユーザビリティと速度に比べ、従来のERPシステムは遅れを取っていると指摘されています。ユーザーは大量のデータ入力や情報検索に多くの時間を費やさなければなりませんが、「HUE」はこれを根本から解決します。
「HUE」の革新性
新システム「HUE」は、過去の行動を学習し、欲しい情報をすぐに提供します。また、コミュニケーションを円滑にし、柔軟に要望に応じる機能を備えています。このように、業務における負荷を軽減することで、オペレーション担当者が本来の仕事である思考や創造に集中できる環境を整えることができます。
企業データの有効活用
「HUE」は今後、企業が蓄積した情報を最大限に引き出し、業務の効率化を図るための重要なツールとなるでしょう。エンタープライズアプリケーションでのデータ処理のスピードを飛躍的に向上させ、様々な業務をサポートすることで、企業全体の生産性を向上させることが期待されています。これにより、ワークスアプリケーションズは全ての現場担当者に「便利・快適・おもしろい」業務環境を提供することを目指しています。
ワークスアプリケーションズについて
株式会社ワークスアプリケーションズは、1996年に設立され、大手企業向けのERPパッケージシステム「COMPANY」の開発・販売・サポートを手掛けています。東京都港区赤坂に本社を置き、29,657百万円の連結売上高を今期取得しています。466名の社員が企業の業務を支え、さらなるサービスの進化を目指す姿勢が顧客から高く評価されています。
まとめ
「HUE」は、ユーザーのニーズに応じて進化する次世代のERPシステムとして、業務から入力を排除し、効率的な業務運営を実現します。オペレーション担当者が真に価値のある仕事に専念できる環境を整えることで、企業全体の生産性を向上させる「HUE」に期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ワークスアプリケーションズ
- 住所
- 東京都千代田区麹町 2-5-1半蔵門 PREX South 2F
- 電話番号
-
03-3512-1400