弘前れんが倉庫美術館
2020-07-09 17:01:03
弘前れんが倉庫美術館が華麗にグランドオープン!アートと食の新しい拠点
弘前れんが倉庫美術館が誕生!
2020年7月11日、青森県弘前市に新たに誕生した「弘前れんが倉庫美術館」。かつてシードルの生産地として名を馳せたこの場所は、地域の文化とアートが交わる新たな拠点となります。
施設の概要
弘前市が所有する「吉野町煉瓦倉庫」を改修し、国内初のシードル製造の歴史を受け継ぎながら、芸術文化施設へと生まれ変わりました。建築設計は、エストニア国立博物館の設計にも関わった田根剛氏によるもので、「記憶の継承」と「風景の再生」をテーマにした独自の空間が広がっています。
美術館では、国内外の先進的なアート作品を収集・展示するほか、弘前及び東北地域の歴史や文化と向き合う作品も並びます。自然とアートが融合するこの場所は、訪れる人々に新たな感動を提供します。
食とアートのコラボレーション
ミュージアム棟の隣には、「A-FACTORY 弘前吉野町シードル工房」を併設したカフェ・ショップ棟があります。ここでは、青森県産の食材を用いた多国籍料理を楽しめるカフェや、美術館オリジナルのグッズ、地元アーティストの作品も手に入るショップが展開されています。煉瓦建物の色合いや形状を生かしたデザインにより、食とアートが一体化した空間を体感できます。
地元への約束
スターツグループが運営管理を行い、15年間の維持管理を通じて地域への貢献を約束しています。弘前城やねぷたまつり、さくらまつりなど、青森の魅力を感じられる文化的な取り組みを盛り上げていくという姿勢も評価されています。地元の人々に愛されながら、県内外の訪問者にとっても心地よい空間を創出していくことでしょう。
空間の特徴
創造性を引き立てる展示
ミュージアム棟には、大小さまざまな展示室があり、展覧会を通じて地元市民が作品展示を行える「市民ギャラリー」も完備。地域の人々が交流できるコミュニティスペースとしての機能も果たしています。展覧会やワークショップが開催され、人々が集まり、文化が育まれる場となることが期待されています。
シードルの物語
館内の目を引くのは、流麗な「シードル・ゴールド」カラーの屋根です。この屋根は、かつてのシードル製造を象徴するかのように、微妙な色合いと光沢を放っています。訪れると、建物全体から静かな歴史が感じられ、シードルの製造過程を目の当たりにしながら心を豊かにする体験ができます。
特別なオープニングイベント
グランドオープン当日には、特別夜間開館も実施されました。テープカットやセレモニーを通じて、多くの人々がこの新たな文化拠点の誕生を祝いました。これからも「弘前れんが倉庫美術館」は、多様なプログラムやイベントを通じて、地域の文化発信の場として機能していくことでしょう。
結論
弘前れんが倉庫美術館は、アートと食の新しい楽しみ方を提案する場として期待されています。地域文化の発信地として、そして多くの人々に愛される場所として、これからの成長が楽しみです。
会社情報
- 会社名
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スターツコーポレーション株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋 3丁目4-10 スターツ八重洲中央ビル
- 電話番号
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