『みんなのフェス』開催
2024-12-19 10:21:38

障がい者アートの祭典『みんなのフェス』が島原市で開催!

障がい者アートの祭典『みんなのフェス』が島原市にやって来た



2024年11月1日から7日まで、島原市の商店街を舞台に『みんなのフェス』が開催されました。このイベントは、障がい者の芸術活動をフォーカスしたもので、開催地の地域社会との新たな交流を促進する目的があります。

自閉症の画家、太田宏介氏のライブペインティング



この『みんなのフェス』の目玉の一つは、アーティストである太田宏介氏によるライブペインティングです。彼は重度の自閉症を抱えていますが、独自の感性で描く絵画作品は大きな感動を呼び起こしました。特に、彼の作品は2024年10月から放送されているドラマ「ライオンの隠れ家」の中でも見られ、幅広い視聴者にその才能が認知されつつあります。ライブペインティングは多くの来場者の期待を集め、イベントのスタートを飾りました。さらに、宏介氏の作品は11月3日から7日までサンプラザ万町で展示され、多くの人々に鑑賞されました。

太田信介氏の心温まるトークイベント



もう一つの見どころは、太田宏介氏の兄、太田信介氏による講演です。彼は、障がいのある兄弟と共に過ごした経験をもとに、「きょうだいの絆」や「障がい者アートビジネスの起業」について話をしました。彼のトークは、兄弟の深い絆や、障がいの理解を促進するもので、会場は感動の渦に包まれました。その話の中には、創業時の苦労や、宏介氏の絵を広めるための奮闘があり、笑いあり涙ありの内容で、多くの参加者を魅了しました。

デザイナー気分を味わえるワークショップ



また、『みんなのフェス』では障がいのある方々を対象とした「デザイナー気分のワークショップ」も行われました。参加者は、バックやトレーナーなどのファッションアイテムを選び、自由にアートを施すことで、自分だけのオリジナル作品を制作しました。参加費は無料で、アートでの自己表現を楽しむ貴重な機会となりました。

みんなのフェスGOODデザイン賞



11月3日から7日には、完成したアート作品の展示も行われ、来場者はお気に入りの作品に投票しました。その結果、10作品が「みんなのフェスGOODデザイン賞」として選ばれ、参加者が誇りを持つきっかけともなりました。これは障がい者アートの可能性を広げる素晴らしい試みでした。

ステージイベントとマルシェ



イベントはまた、オープンステージにて地元の音楽団体と協力し、福祉事業所関係者も参加しての音楽イベントも実施されました。障がいの有無にかかわらず、一緒に音楽を楽しめる時間が創出され、多くの笑顔が交わされました。さらに、マルシェでは地域の特産品や雑貨なども販売され、賑わいを見せました。

みんなのフェス策画の意義



今回の『みんなのフェス』は、障がい者アートを通じて社会の中での障がいへの理解を深め、新しい交流の場を提供するものでした。このイベントは、地域社会が連携し、障がい者の方々が持つ素晴らしい才能を広めるための重要なステップでもあります。今後も同様の取り組みが行われ、より多くの人がアートを通じた理解を深められることが期待されます。




画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

画像22

会社情報

会社名
社会福祉法人悠久会
住所
長崎県島原市宮の町249-1銀の星学園
電話番号
0957-62-2961

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。