京都祇園に位置する祇園静水香(ぎおん しずか)は、伝統的な日本文化を体現し、独特の雰囲気の中で食事を楽しむことができる名店です。ここでは、最高級の神戸牛「但馬玄(たじまぐろ)」を使用したすき焼きランチが新たにスタートしました。この魅力的な料理は、ランチタイム限定で提供され、その内容は驚くべきものです。
すき焼きに用いる但馬玄は、上田畜産が生産した神戸牛の中でも特に品質が高いとされる肉です。この和牛は、一般的な和牛とは異なり、脂肪の融点が低く、なめらかな口溶けが特徴です。まるでマグロの大トロを食べているかのような食感を堪能できるのです。
すき焼きは、割り下とお出汁の風味を活かすスタイルで仕上げられています。特に、但馬玄の牛脂を使った割り下は、料理にコクと深みを与えています。さらに、大吟醸をほんの少し加えることで、香りも楽しむことができます。これにより、すき焼きの味わいが一層引き立てられ、日本酒との相性も抜群です。
価格は200gの但馬玄を使用した「神戸牛但馬玄すき焼き膳」で、特別価格7,700円(通常8,800円)で楽しむことができます。ランチでこの贅沢を味わうことができるのは、非常にお得感があります。
また、ディナータイムには、ミシュランシェフが手がける京料理のコースが用意されています。「祇園静水香スタンダードペアリングコース」は22,000円、プレミアムペアリングコースは26,400円です。日本各地の厳選された9種類の日本酒と共に、京おでんやお造りなど、特別な和食の数々を楽しむことができます。
さらに、旬の魚を使った名物の棒鮨も要チェックです。祇園静水香では、最大12名様まで貸切利用が可能で、2階には個室のお座敷を用意。ここでは、京都ならではの芸舞妓さんを招いてのお座敷遊びも体験できます。通常は一見さんお断りという場合が多いですが、静水香は京の花街文化を受け継ぐことを願い、どなたでも利用できるよう開放しています。
祇園静水香は、日本酒や芸舞妓文化を堪能しながら食事を楽しむことができる貴重な場所です。あなたもこの特別な体験を通じて、京都の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。ランチは12:00から15:00まで(L.O.13:00)、ディナーは18:00からの一斉スタート(要予約)での営業です。定休日は月曜日と年末年始に設定されています。詳しい情報や予約は、公式HPや電話で確認できます。