新学期に役立つ、漢字指導を効率化する『カラーマスフセン』の無料提供開始

新学期準備を支援！『カラーマスフセン』の無料提供

新学期に向けて、教育機関にとって重要な準備が進む中、株式会社tasuが運営する＋teacherが注目の取り組みを発表しました。それは、漢字指導を効率化するためのアイテム『カラーマスフセン』を、全国の教育機関に向けて無料で配布するというものです。

教育現場の声を反映した商品開発

＋teacherは、教育関係者が集まるモノづくりコミュニティであり、その声を基に商品を開発しています。特に大切にしているのは、利益分配主義の理念です。これは、自社の成長だけでなく、コミュニティに参加する人々や教育業界全体の発展に寄与するために、得た利益を活用することを目指しています。

漢字指導の負担軽減を狙う

今回の『カラーマスフセン』の無料配布は、教員の漢字指導にかかる負担を軽減することを目的としています。この付箋は26mm角のマス目に4色のカラーを配置しており、文字をバランス良く書く手助けをします。具体的には、漢字直しにかかる準備時間を短縮し、文字のバランス指導を効率的にサポートします。さらに、個別最適な学びを促進することも期待されています。

申し込み要項と期間

申し込み条件

『カラーマスフセン』への申し込みは、主に以下の条件を満たす機関や団体に限定されています。具体的には、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、高等専門学校、社会教育関係団体で、パブリック・プライベートは問いません。応募には管理職の承認が必要であり、1校（団体）につき1回の申請に限られています。また、利用前・後のアンケートへの協力も求められます。

申込みは2025年4月5日から12日まで受け付けており、上限数に達した場合には締め切られる可能性もあります。なお、私的な使用目的ではなく、所属機関での活用が求められます。

利用者の声

実際に『カラーマスフセン』を使用した教育関係者からは、「文字のバランスを言語化できる、待ち望んでいた商品です」との好評を得ており、特別支援教育支援員や小学校教員からも使用感にポジティブなフィードバックが寄せられています。付箋形式という点が、個別に使用する場面で大変役立っているとのことです。

未来の教育を支えるプラスティーチャー

＋teacherのミッションは、「教育関係者のアイデアで、社会をよくする発明を」というもので、教育に関わる多様な人々と協力しながら、日用品や文房具などのプロダクトを開発し、商品化、その後の販売を行っています。既に第32回日本文具大賞を受賞し、文房具屋さん大賞2024に入選するなど、確かな評価を得ています。

詳しい情報はこちらの公式サイトで確認できます。また、一般販売の商品ページも用意されているため、興味のある方はぜひご覧ください。