システムアイのエンジニア、Kubernetes全冠達成で「Kubestronaut」に認定
システムアイというシステムコンサルティング会社が、喜ばしいニュースを発表しました。彼らの社員である福島 隆宏さんが、Cloud Native Computing Foundation (CNCF) のKubernetes認定資格全下品を取得し、「Kubestronaut」に認定されたのです。この称号は、CNCFが認定する5種類のKubernetes資格(CKA、CKAD、CKS、KCNA、KCSA)のうち、すべてに合格した方のみが得られる特別な称号です。
福島さんは、2023年2月23日に認定を受け、日本国内で50番以内の認定者の一人となりました。彼の素晴らしい成果は、クラウドネイティブ技術に関する専門知識と最新の技術をいかに学んでいるかを証明するものです。
「Kubestronaut」とは?
「Kubestronaut」は、CNCFが定めたマークで、Kubernetesエコシステムにおける大きな達成を意味します。これらの資格を保持することは、エンジニアにとって自らのキャリアの集大成とも言える重要な成果です。5つの資格は有効期限が設けられており、常に最新の知識を持っていることが求められます。福島さんはこの挑戦を受け、約半年間、学習に努めたといいます。
福島さんの挑戦の背景
福島 隆宏さんは、もともと日本語講師としてキャリアをスタートし、医療・介護福祉業界を経て37歳でエンジニアへと転身しました。これまでの経験が彼に新たな視点を与え、Webアプリケーションの開発業務に携わることになりました。彼はインフラの要件定義から設計、構築、リリースに至るまで様々な業務を担当し、業務の自動化にも力を入れています。
「もともとCKADという資格の取得だけを目指していたのですが、『Kubestronaut』の存在を知ったことで、全冠制覇に挑戦する決意が固まりました」と福島さんは語ります。彼は平日の通勤時間や休日を活用し、1日に数時間を勉強に費やしました。特に家事や育児との両立は大変であったものの、目標に向かう姿勢は貫かれました。
システムアイによる社員の資格取得支援
システムアイは、社員の資格取得を積極的に支援しています。書籍やセミナーの受講費用を全額補助し、さらに受験料も全額負担しています。また、資格を取得した際には報奨金も支給されるため、社員にとっては大きな励みとなります。これにより、同社は進化の早いクラウドネイティブ分野においても高い技術力を持つエンジニアの育成を目指しています。
今後の目標
福島さんは今後、「Platform Engineering」の分野にも深く関わりたいと考えています。これは、エンジニアの開発基盤を整備することで、より迅速で安全なサービスリリースを実現する取り組みです。「これまで学んだ知識を活かし、クライアントにさらなる価値を提供していきたい」と意気込んでいます。
会社概要
株式会社システムアイは、1996年に神奈川県横浜市で設立された企業です。業務システムの設計と開発を専門としており、金融や小売流通に強みを持っています。2019年にはSHIFTグループに参画し、その後はコンシューマー向けシステムや公共公益系システムの開発へも事業を拡大。2025年には西日本エリアに初のオフィスとなる福岡オフィスの開設を予定しており、成長を続けています。
システムアイの公式サイトで詳細を確認できます。