インドネシアでのドライバー育成
2024-09-10 11:51:37

ROY株式会社、インドネシアで外国人ドライバー育成の新たな研修プログラム開始

ROY株式会社がインドネシアで新たなドライバー育成プログラムを開始



神奈川県に本社を置くROY株式会社は、インドネシアのカラワンに設立した建築研修センターで、特定技能「自動車運送業」を目指す研修を始めました。このプログラムは、外国人研修生が日本での運送業に必要な自動車運転技術を習得し、実務に即したスキルを身につけることを目的としています。

外国人ドライバーが日本で活躍するために



今回の研修は、日本国内でバスやタクシー、トラックの運転手としてのキャリアを築くことを念頭に置いています。研修生には運転技術や安全運転に関する実践的なトレーニングが行われるほか、運転免許を持っていない研修生もスムーズに免許取得を支援します。これにより、両国間の交通業界の人手不足解消に寄与することが期待されています。

運送業の人手不足を考える



近年、物流の需要が急増し、「2024年問題」とも言われる法改正によって運送業界のドライバー不足が深刻化しています。厚生労働省の調査によると、2023年度の全産業の平均入職率は16.4%に対し、運送業はわずか10.1%と、特に低い数字が示されています。このような状況を受けて、ROY株式会社は人手不足の解消に向けた取り組みを強化しています。

特定技能「自動車運送業」とは



2024年3月に正式に導入が決まった特定技能「自動車運送業」は、外国人技術者の受け入れを目指す新たな制度です。この業種における外国人材の受け入れは2029年までに最大24,500人が見込まれていますが、同年には業界全体で288,000人の人手不足が予測されており、特定技能だけでは解決に至らないとされています。

ROY株式会社の取り組み



ROY株式会社の研修プログラムは、インドネシアの交通状況を念頭に置いて、実践的かつ安全に運転技術を指導します。研修生は、車両トラブルの対処法や、エンジントラブル、タイヤ交換などの実技訓練を受け、緊急事態にも対応できるスキルを身につけます。また、日本語教育や異文化理解を深めるカリキュラムも実施し、彼らが日本で円滑に生活し、職場環境に適応できるようサポートします。

代表取締役の大石竜次氏は、「ただ技術を教えるだけでなく、受講生が日本での職業人生を成功させ、地域社会に貢献できる人材に育てたい」と語ります。これは、単なるスキルの習得だけでなく、持続可能な形での国際協力を目指す姿勢を表しています。

まとめ



ROY株式会社の新たな取り組みは、インドネシアと日本の架け橋となるだけでなく、両国の運送業界の人手不足解消にも寄与することが期待されています。国際的な視野をもって、未来のドライバー育成に取り組むROY株式会社に今後も注目が集まります。


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