リルズが資金調達
2025-07-08 09:22:14

リモート点検の未来を切り拓く!リルズが4.3億円を調達し五感点検の開発を加速

リルズ、約4.3億円の資金調達を完了



沖縄県宜野湾市に本社を置くLiLz株式会社(以下、リルズ)が、約4.3億円の資金調達を実施した。この調達は、三菱UFJキャピタル、三井住友海上キャピタル、YMFGキャピタル、鹿児島ディベロップメント、BORベンチャーファンド、東銀リースなど、既存株主と新規投資家からのサポートを受けて行われた。

資金調達の目的



リルズは、電源やネットワーク工事を要しない完全無線型のIoTカメラとAI技術を融合させたリモート点検ソリューションを提供している。これにより、産業現場における日常の目視点検の遠隔化と効率化が実現された。一方で、現場の音やにおいの点検は依然として多くの場面で必要とされている。特に、高齢化が進むプラントなどの産業施設においては、漏れや火災などの事故が増加しており、事前の点検が重要となっている。

そこで、調達した資金をもとに五感点検を可能とする新たなIoT・AIソリューションの研究開発を進めることが決定された。また、国内外の市場での事業拡大にも注力し、より効果的な販売促進を行う計画だ。

投資家からの期待の声



資金調達に対する各投資家の反響は非常に好意的だ。三菱UFJキャピタルの佐藤氏は、「リモート点検特化型AIサービス『LiLz Gauge』や『LiLz Guard』が急成長していることに加え、五感を活用した新サービスにも期待している」と述べ、今後の成長性を評価している。

三井住友海上キャピタルの髙木氏は、「巡回点検の負担を軽減するソリューションは、特に危険な環境での業務を根本的に解決する可能性がある」との見解を示し、技術の革新に注目している。

また、YMFGキャピタルの岩崎氏は、「LiLz社が視覚以外の点検にも挑む姿勢に感銘を受けている」とし、化学プラントへの導入が期待されることに言及した。

労働環境の改善へ向けた取り組み



現場の巡回点検業務は、多くの作業者にとって肉体的・精神的な負担が大きい。特に高温環境や危険区域における作業は、しばしば事故の原因となることがある。リルズの提供するIoTソリューションによって、これらの手間や危険を大幅に削減し、安全性の向上を図ることが期待されている。また、これにより人手不足の解消にも繋がると考えられている。

今後の展望



リルズでは、事業拡大に伴い、多数のポジションにおいて正社員や業務委託の採用を進めている。今後、五感点検ソリューションの開発が進むことで、さらなる市場の拡大が期待される。

沖縄のスタートアップとして、地域に根ざした企業としても、リルズの今後の成長に期待が寄せられている。%%採用情報や企業の詳細は公式サイト及びnoteに掲載されており、こちらからもチェック可能だ。%%

採用募集ページ
LiLz株式会社公式note
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会社情報

会社名
LiLz株式会社
住所
沖縄県宜野湾市我如古2-3-7 2F
電話番号

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