MUSIC CIRCUSがSBIグループに加わり地方創生へ向けた新たな挑戦を開始

株式会社MUSIC CIRCUSがSBIグループに加わる意義と展望

株式会社MUSIC CIRCUS（本社：東京都渋谷区、以下「当社」）が、SBIホールディングス株式会社（以下「SBIホールディングス」）の連結子会社となることが発表されました。この株式譲渡契約により、当社はSBIグループの一員としてさらに新しい取り組みを進めることになります。

地方創生と音楽イベントの融合

日本が直面する人口減少や地域の過疎化といった課題に対して、地方経済の活性化は急務です。当社は、特に音楽や大規模イベントを通じて、地域の魅力を引き出す「体験型観光」の重要性を感じ、これを実践しています。

大阪や福岡で毎年数万人を動員する音楽フェスや関西最大にして、全国的にも有名な「泉州夢花火」を運営してきた当社は、単なるイベント運営を超えた総合的な体験を提供しています。

その人気ブランド「MUSIC CIRCUS」は、地域における経済波及効果が非常に大きいだけでなく、若年層へのアプローチにも力を入れており、地方創生を実施するための新しいモデルとされています。

SBIグループとのシナジー創出

SBIグループは「地方創生」を国家の重要課題と捉え、その解決策を模索しています。これには、SBI新生銀行を中心に全国の地域金融機関と連携し、「第四のメガバンク構想」などを展開する戦略が含まれています。

当社とSBIグループの提携は、リアルイベントを起点にしたコミュニティ作りと、先進的な金融サービス・Web3技術を活用した地方創生を実現する試みです。特に「MUSIC CIRCUS」の成功モデルを活用して、地域金融機関と連携しながら新たな経済循環の創出を目指します。

具体的な展開計画

1. エンタメを通じた地方創生

- 「MUSIC CIRCUS」のブランドを活用し、地域金融機関と協力して各地で大規模イベントを企画・実施します。
- 「泉州夢花火」は「SBI舞花火」にリブランディングし、全国展開を視野に入れた新たな顔を作ります。

2. 若年層へのアプローチ

- 「MUSIC CIRCUS」の顧客層を考慮し、金融サービスをエンターテイメントコンテンツと連動させることで、自然にSBI経済圏に取り込む施策を推進します。

3. Web3技術の活用

- イベントチケットのNFT化など、リアルとデジタルの融合を推進し、次世代のイベント体験を実現します。

4. 多様なリアルイベントの開催

- SBIグループ各社と連携して新しいリアルイベントを数多く展開し、その中で当社の強みを最大化します。

新たな体制と今後の展望

今回の株式譲渡契約に伴い、商号も「株式会社SBI MUSIC CIRCUS」に変更されます。この新体制により、SBIグループの先進的なイメージと高い認知度を活用し、より早期にシナジーを創出することが目標です。

これからもエンターテインメントを軸にした地方創生の新たなモデルを築き、全国各地で活躍していきます。地域の生き生きとした未来を支えるために、私たちの挑戦は続いていくのです。