ファースの家、ハウス・オブ・ザ・イヤー2023で快挙を達成
2023年、ファース工法住宅「ファースの家」が「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2023」で栄えある大賞を受賞しました。これはファース工法の住宅としては初の快挙であり、全国8地域の全てで受賞を果たしたことは表彰制度開始以来初の出来事です。手掛けたのは、株式会社福地建装が開発した「ファースの家」で、北海道北斗市に本社を置く同社が誇る高性能住宅です。
受賞の背景
ファースの家は全館空調、調湿機能、高気密・高断熱性能を兼ね備えています。このような高い性能を持つ住宅は、住む人が健康で快適に過ごすための最適な環境を提供します。特に、冬の寒さや夏の暑さに強く、年中快適な住空間を実現することが注目されています。
さらに、フランチャイズ加盟工務店の中でも特に秀でた業者が受賞を果たしました。中でも株式会社ホームズ(鳥取県倉吉市)の『ゼロホームズ2023』が大賞を受賞しました。また、加盟工務店全14社が応募し、それぞれの住宅が各賞(大賞・特別優秀賞・優秀賞)に輝く結果となりました。
受賞された住宅の仕様
大賞を受賞した「ゼロホームズ2023」は、外皮平均熱貫流率(UA値)が0.23W/㎡・Kで、HEAT20のG3グレードに相当する優れた断熱性を持っています。また、相当隙間面積(C値)は平均0.18c㎡/㎡の高い気密性も兼ね備えており、省エネ性能が求められる現代の住宅において非常に重要な要素です。このため、三次元的な気密と断熱を同時に確保できるウレタン系発泡スプレーの断熱材を使用しています。
さらに、天井裏に設置された高機能エアコンが輻射熱冷暖房を実現し、追加で設置された6.8kWの太陽光発電により、省エネ性も向上しています。また、鳥取県独自基準の『とっとり健康省エネ住宅』の性能基準もクリアしました。
こだわりの「ファースの家」
「ファースの家」は、住む人の快適性を追求した住宅です。具体的には、以下の4つの要素が重要とされています:
これらの要素を絶妙にバランスさせる仕組みを有し、外気の影響を受けにくくする高気密性を誇っています。視覚的な快適さを求める方にも嬉しい設計がなされています。
表彰制度の意義
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」は、省エネルギー性能に優れた住宅を評価し、環境負荷の軽減を促進することを目的とした表彰制度です。この制度によって、多くの消費者がよりよい住宅選びの参考となり、快適な住環境の実現に向けた努力が広がっていくことでしょう。
まとめ
このように、ファースの家はただの住宅ではなく、住む人にとっての快適さや健康を考える「家」として注目されています。今後も、さらなる普及と革新が期待されます。福地建装のHPもぜひチェックしてみてください!