福島市に新たな挑戦の場「Fukushima-BASE」がオープン

地方創生を目指す「Fukushima-BASE」

福島市に位置するコワーキングスペース「Fukushima-BASE」が、2022年2月25日にリニューアルオープンを果たしました。この施設は、リモートワークやフリーランスとして働く人々にとっての新たな拠点となるよう設計されています。コロナ禍で多様な働き方が進んだ今、地方でも魅力的な仕事空間が求められていますが、その供給は限られていました。そこで「Fukushima-BASE」は、クリエイティブな人材が集まり、互いに切磋琢磨しながら成長できる環境を提供します。

1. 3つの役割を果たすスペース

「Fukushima-BASE」は、単なるコワーキングスペースではありません。以下の3つの機能を担っています。
1. 「想いを持つ人が切磋琢磨できる環境」
2. 「新たなコミュニティーを築ける環境」
3. 「一歩を踏み出す人たちを応援できる環境」

これらを実現するために、施設内には高度なオフィス機能が充実しており、個室オフィスからオープンスペース、イベントスペースまで多様な利用シーンに対応。利用者が自身のペースで仕事に打ち込める環境が整っています。

2. 幅広いクリエイティブ人材が集う

2020年4月に設立された「Fukushima-BASE」は、プログラマーや映像クリエイター、デザイナーなど、多彩な職種の専門家が集まる場として機能してきました。1年半の運営を経て、一般社団法人Fukushima-BASEとして新たにスタートを切り、地域企業との連携を強化しています。

3. 拠点の拡大

「Fukushima-BASE」は、単なる福島市内の施設にとどまらず、4つの拠点を展開しています。「Vase」はカフェとゲストハウスを併設した複合施設で、リラックスしながら仕事ができる空間として人気です。土湯温泉の「土湯べーす」は、温泉とワーケーションを楽しむことができます。さらに、会津大学と連携した「会津BASE」は、IT人材の定着を目指しています。また、宮城や山形のコワーキングスペースと提携し、地域の魅力をさらに引き出す取り組みも行っています。

4. 利用しやすい料金プラン

利用者向けの料金体系も充実しており、フリーデスク会員から個室会員まで多様なプランが用意されています。ドロップイン利用が可能なため、短期間の利用にも柔軟に対応しています。

5. 福島駅からのアクセス

施設は福島駅から徒歩5分の距離にあるため、急な打ち合わせや訪問にも便利です。また、地域のコミュニティと連携し、利用者が安心して働ける環境を提供します。

6. オープニングセレモニー

リニューアルオープンを記念したイベントも開催され、地域の未来を議論する場として、豪華ゲストを迎えたトークセッションが行われました。地域創生に向けての新たなビジョンが共有され、今後の期待が高まっています。

「Fukushima-BASE」は、ただのワークスペースではなく、地域の未来をつくる挑戦者たちが集う場所です。新たな挑戦を応援するこの場で、あなたも一歩踏み出してみませんか？