エムジオットの新機能で生産性向上
大阪府豊中市に本社を置くエムジオット株式会社は、IoT技術を搭載した集塵機「エムジオット」の新機能を発表しました。新たに搭載されたのは“既存設備のIoT化機能”で、これにより生産現場における設備の監視が一層進化しました。
この新機能は、集塵機が併設されている設備に異常が発生した際、該当設備がエムジオットに電圧信号を送り、集塵機を緊急停止させる仕組みです。その後、処理状況を事前に登録されたスマートフォンやPCに通知します。これにより、作業者は現場にいなくとも異常を迅速に把握し、対処が可能となります。
省人化に寄与するIoT機能
製造現場では、二次電池やコンデンサ製造ラインなど、既存の生産設備にこのIoT機能を組み込むことで、大幅な省人化が期待されています。人手による確認作業が減少し、作業効率が向上することは、企業にとって非常に重要な要素です。
エムジオットの特徴
この集塵機には多くの先端機能が備わっています。特に注目すべきは、(1) バナー通知機能です。異常が発生すると、直接関連する担当者に通知が届きます。この機能により、生産ラインにいる必要がなく、現場外からでも状況の確認が可能です。さらに、集塵機の名称は自由に設定できるため、視覚的にも識別しやすい利点があります。
次に、(2) 無線リモート操作機能も挙げられます。スマートフォンやPCから集塵機の電源操作や風量調整が行えます。これにより、物理的な接触を避けつつ、高度な操作が実現します。試作時には、既存装置に集塵機を取り込むこともできます。
また、(3) メンテナンス履歴機能も搭載されており、自動で異常発生の履歴を記録します。この機能により、過去のトラブルを遡って確認し、経年劣化の機器も把握しやすくします。これらの記録はブラウザ上で閲覧可能なため、インストールが不要なところも高評価です。
展示会出展情報
エムジオット株式会社は、2024年12月4日から6日まで東京ビッグサイトで開催される「中小企業 新ものづくり・新サービス展」に出展します。ブースはK47で、新たな開発や製品のデモも行われる予定です。詳細は公式ホームページで確認できます。
公式URL:
エムジオット株式会社
本機能を導入することで、生産現場の効率性は格段に向上します。エムジオットが提供する最先端の集塵機をぜひご利用ください。