三菱電機が「D&I AWARD 2024」で受賞
三菱電機株式会社は、株式会社JobRainbowが主催する「D&I AWARD 2024」において、最高評価を受ける「ベストワークプレイス」に2年連続で認定されました。このアワードは、日本におけるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)への取り組みを評価するものであり、企業のD&I施策がどれほど実効性があるかをスコア化して評価されます。
D&I AWARD 2024とは?
「D&I AWARD」は2021年度から開始され、100項目の「ダイバーシティスコア」を基に企業の取り組みを評価します。その評価により、「ベストワークプレイス」、「アドバンス」、「スタンダード」、「ビギナー」の4つのランクが設定されています。このスコアは、ジェンダーギャップ、LGBTQ+、障がい、多文化共生、育児・介護といった要素を基に算出され、包摂を目指す組織作りの基準となります。
働きやすい環境の実現に向けた取り組み
三菱電機グループでは、人財戦略として「人と共に成長し、人財の力で未来を拓く」という基本理念を持ち、D&Iに公平性を加えたDE&I(Diversity, Equity & Inclusion)の推進に取り組んでいます。今年7月にはDE&Iの定義とステートメントを制定し、全従業員が共通理解を持つための道しるべを整備しました。
さらに、「三菱電機グループDE&Iサイト」が開設され、情報発信を強化しています。このような取り組みにより、多様な従業員が個性や能力を最大限に発揮できる環境を整えています。
具体的な施策の紹介
三菱電機は、多様性を尊重する環境を整えるため、各要素ごとにさまざまな施策を実施しています。
- - ジェンダーバランス では、女子中高生が理系職場体験をする「Girls Meet STEM Career」に参加し、女性役員比率の向上を目指して「30% Club Japan」に加入しました。
- - LGBTQ+ への理解促進を図るため、社内での活動「三菱電機PRIDE月間」を国内外に拡大し、「MELCO PRIDE MONTH」と改称しました。経営層からのメッセージやLGBTQ+に関する情報を発信し、啓発ポスターを掲示しています。
- - 障がい に関しては、バリアフリー基準を独自に策定し、全国の事業所においてバリアフリー化を推進。また、「誰でもトイレ」の整備も行っています。
- - 多文化共生 では、外国籍社員向けの研修を通じて、日本の企業文化を紹介し、理解を深めることをサポートしています。
- - 育児・介護 においては、男性育児休業取得を促進する「IKUKYU.PJT」への参加も行っています。
未来に向けた取り組み
三菱電機グループは今後も、DE&Iの推進に力を入れ、一人ひとりが能力を最大限に引き出せる職場環境づくりを目指しています。多様な人材がいきいきと働ける環境が、企業の発展につながると信じています。私たちの取り組みは、持続可能な社会の実現に貢献するものであり、未来に向けても進化を続けます。
>> 詳細情報は、
三菱電機公式サイトをご覧ください。