BPEA、ニチイ学館に対する公開買付けの提案を発表

BPEA、ニチイ学館に対する公開買付けを検討

アジア最大級のプライベート・オルタナティブ投資会社であるBPEAが、ニチイ学館に対して公開買付け及びマネジメント・バイアウト（MBO）の実行支援を検討していることが報道されました。これは、創業家の一部に対して複数回の書簡を通じて伝えられ、初期提案としてニチイ学館の普通株式1株を2000円で買い取る意向が示されています。

初期提案の背景

BPEAは、公開情報を基にした価格設定を行っており、最終的な公開買付価格は、ニチイ学館の創業家及び取締役会からの合意を得た後、適切なデュー・ディリジェンスを踏まえて決定される予定です。このプロセスにおいて、BPEAは友好的なMBOの支援を目指しており、ニチイ学館の関係者との良好な関係を重視しています。

BPEAの企業プロフィール

BPEAは、アジアの企業拡大や買収のサポートを行うプライベート・エクイティ投資プログラムを運営しており、全体で200億米ドルの資産を管理しています。香港、中国、インド、日本、シンガポール、オーストラリア、そしてアメリカなど、各国に拠点を持ち、190名以上の従業員を擁するBPEAは、アジアの企業に対する41社以上の投資を行っており、合計246,000人の従業員を抱え、年間売上高は約410億米ドルに達しています。