サステナビリティアワード2021
2021-01-12 08:09:34

CSRサイト格付け「サステナビリティサイト・アワード2021」発表、企業の情報充実度が問われる時代へ

サステナビリティサイト・アワード2021の発表



この度、国内の上場企業及び非上場の大手企業を対象にした「サステナビリティサイト・アワード2021」の受賞企業が発表されました。このアワードは、企業サイトの情報充実度を評価し、ステークホルダーのニーズに応じた優れたサイトを選出するものです。2021年は、合計3,863社の企業が調査対象となり、サイトの8つの評価基準に基づいて評価が行われました。

受賞企業一覧



受賞者は以下のように、ゴールド(最優秀賞)、シルバー(優秀賞)、ブロンズ(優良賞)の3つのカテゴリーに分かれています。
  • - ゴールド:
- 大和ハウス工業
- 積水ハウス
- 東ソー
- 日本碍子
- ローム

  • - シルバー:
- 住友ゴム工業
- 日立製作所
- 信越化学工業
- ダイセル
- DIC
- ブリヂストン
- SCREENホールディングス
- オリエントコーポレーション
- 大阪瓦斯
- サントリーホールディングス
- 東急不動産ホールディングス
- リンナイ
- ダイキン工業
- 丸井グループ
- 野村不動産ホールディングス

  • - ブロンズ:
- 味の素
- 住友化学
- ライオン
- 出光興産
- イトーキ
- マルハニチロ
- LIXILグループ
- 大成建設
- 日本郵政
- カシオ計算機
- 島津製作所
- SOMPOホールディングス
- 三井化学
- 大日本印刷
- 野村総合研究所

トップメッセージの重要性



今回のアワードでは、特に「トップメッセージ」の評価が重要視されました。パンデミックの影響を受け、社会が不安定な状況にある今、企業のリーダーシップが強く求められています。トップメッセージは、企業のサステナビリティに対する姿勢や情報の透明性が示される場であり、ステークホルダーとの接点が多いため特に重要です。これは、昨年の受賞企業の中でも適切でない情報開示があった場合、評価に影響を与える要因となりました。

デジタルトランスフォーメーションと情報開示



近年のトレンドとしてデジタルトランスフォーメーション(DX)が進行しており、サステナビリティに関する情報提供の質が高まっています。多くの企業がサステナビリティ情報をウェブサイトを通じて提供しており、特にコロナ禍においてオンラインでのエンゲージメントが重要視されています。また、AI型のESG評価システムが普及し、インターネット上の情報が企業評価に直結する時代が到来しています。

2020年代の企業への期待



2020年代はステークホルダー資本主義の時代とも言われています。このような状況下では、企業はステークホルダーのニーズに応える情報開示が求められます。「サステナビリティサイト・アワード2021」は、このような高まる期待に応えるための指標となるでしょう。今後も定期的に行われる情報開示勉強会を通じて、企業の知識向上と情報開示の向上が期待されます。興味のある方はぜひ参加をご検討ください。

■ 分析の方法

調査にあたっては、企業サイトの情報の充実度を評価するため、クオリティの高いガイドラインを参照しました。サイトの利用状況や構成を評価し、各企業がどのように透明性を持たせているかを確かめるため、公開情報に基づいて調査を実施しました。この取り組みによって企業のサステナビリティへの姿勢を把握することが可能になりました。

まとめ



今後もサステナビリティ情報開示は企業の価値を高める鍵となるでしょう。このアワードを契機に、より多くの企業が情報の透明性を高め、社会の期待に応えていくことが期待されます。

会社情報

会社名
一般社団法人サステナビリティコミュニケーション協会
住所
東京都新宿区新宿2-12-13
電話番号

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