ユニリタ「チャリティーウォーキング2025」の開催
株式会社ユニリタは、2025年7月に「社員の健康促進」と「社会課題解決」を目指したイベント「チャリティーウォーキング2025」を実施します。このユニークな取り組みは、社員が日常生活の中で歩くことを意識し、その合計歩数に基づいて社会貢献団体に寄付を行うものです。
イベントの実施方法は、専用のスマートフォンアプリを使用し、参加者は通勤や買い物、軽い運動などで意識的に歩数を増やすことが求められます。寄付金は、社員の歩数の合計に応じて設定されており、上限は2,000万歩となっています。この取り組みは、健康の向上と社会貢献を同時に実現することを目的としております。
寄付先およびその意義
寄付先には、経済的な理由で食事に困っている子どもたちを支援する「こどもごちめし」が選ばれました。このプロジェクトは、困窮する子どもたちに温かい食事を届けることを目的としており、NPO法人KidsFuturePassportが運営しています。
「こどもごちめし」は、2023年に始まった活動で、IT技術を駆使して食堂の運営を支援することにより、より多くの子どもたちが栄養豊富な食事を摂れるようにすることを目指しています。これにより、困っている子どもたちへの支援だけでなく、地域コミュニティを強化する効果も期待されています。
ユニリタの代表、北野裕行氏は、「社員一人一人が社会課題に関心を持ち、自身の健康促進が誰かの役に立つという体験を得ることが重要だ」と述べています。実施後の歩数は約3,800万歩に達しており、その取り組みの成果は見事に現れました。
NPOからのエンドースメント
Kids Future Passportの会長である今井了介氏は、昨年のイベントに寄付を行ったユニリタ社員に感謝の意を表し、「利他の精神を持つ社員の取り組みは、健康と社会貢献を同時に成し遂げる素晴らしい活動だ」とコメントしています。また、寄付金は「こどもごちめし」の拡充に役立てられるとのことです。
今後の展望
ユニリタグループは、このような活動を通じて社員のウェルビーイングを向上させつつ、同時に社会課題の解決を図っていく計画です。健康増進と社会貢献を詰め込んだこのイベントは、他の企業やオーガニゼーションにも広がりを見せる可能性を秘めています。
ユニリタの取り組みは、ただの社内イベントにとどまらず、社会全体への影響を持つ可能性があるものとして注目されています。このように、社員が楽しみながら参加できる形での貢献は、今後の企業活動におけるモデルケースとなるでしょう。
ユニリタは、IT領域におけるデータマネジメントとサービスマネジメントの強みを活かし、デジタル社会に貢献するための製品やサービスを提供しています。今後も社会課題の解決に向けた新たな取り組みを期待したいところです。