スウェーデン発のホームファニッシングブランド、イケアが創業80周年を迎え、特別な商品「Nytillverkad(ニティルヴェルカード)コレクション」の第6弾を2025年2月6日(木)より全国のイケア店舗とオンラインストアで販売します。このコレクションは、1960年代から90年代の個性的で大胆なデザインにインスパイアされた商品群です。
今回の第6弾のテーマは「チェア」で、目を引くデザインのものが多数ラインナップされます。特に注目されているのは、デザイナーNiels Gammelgaardが手掛けたスチールパイプ製の「MOFALLA(モーファラ)イージーチェア」。このチェアは折りたたみ可能で、1978年のIKEAカタログで当時「COX(コックス)」という名前で紹介されていました。Gammelgaardは、金属製の脚と厚手のキャンバス地を絶妙に組み合わせ、快適さと美しさを両立させた作品を作り上げました。
また、1967年にGill Lundgrenがデザインした「MILA(ミラ)イージーチェア」は、大胆なオレンジ色の「DYVLINGE(ディヴリンゲ)回転パーソナルチェア」として再登場。1969年には「PUCK(プック)」として知られていた「SOTENÄS(ソテネス)パーソナルチェア」も、鮮やかなレッドでリニューアルされます。
コレクションのクリエイティブディレクターであるKarin Gustavsson氏は、「このコレクションのアイテムを一つでも部屋に加えれば、スタイリッシュな雰囲気が作られます。形や色を変えることで、どんな家庭にもフィットします」と語っています。1960年代から90年代のイケアのアーカイブから飛び出したアイテムは、現代の暮らしにもぴったりのデザインにアレンジされ、新たな息吹を吹き込まれています。
さらに、1963年にErik Wørtsがデザインした「NOVETTE(ノーヴェッテ)ベンチ」が、無垢オークの脚とオークのベニヤ天板を持つ「GUTTANE(グッタネ)サイドテーブル」と「コーヒーテーブル」として再リリースされます。このテーブルのデザインは雑誌や飲み物が落ちるのを防ぐように、天板の縁を少し高めに設計されています。
テキスタイル製品にも注目が集まります。1973年に生まれた青と白のパターンにインスパイアされた「ÄNGSVITVINGE(エングスヴィートヴィンゲ)ベッドリネン」や、1997年の「MODIG KORN(モーディグ コルン)ベッドリネン」に登場するポップコーンパターンの「KLIPPBRÄCKA(クリップブレッカ)」が新たに紹介されます。また、1995年の曲線的な「SNURRA(スヌッラ)ガラス花瓶」が、「KÄLLARHALS(シェッラルハルス)」として再登場することもあり、歴史を感じさせるアイテムが多彩に揃います。
ぜひ近くの店舗やオンラインストアで、この特別なコレクションを手に入れ、イケア80年の歴史と、今の時代らしい住まい方を体験してみてください!これがイケアのスタイルを形作ったアイテムの最後のリバイバルです。
数ある商品から一部をピックアップしてご紹介します。まず「DYVLINGE(ディヴリンゲ)回転パーソナルチェア」は、2024年1月に新しいカラーバリエーションで登場する人気商品で、価格は¥22,990です。1967年のカタログに「ストレスを防ぐパーソナルチェア」として登場した「MILA(ミラ)イージーチェア」は、五脚のデザインで安定感を増しています。
「GUTTANE(グッタネ)サイドテーブル」は、エレガントなデザインと機能性を兼ね備え、価格は¥12,990。さらに、「KLIPPBRÄCKA(クリップブレッカ)」クッションカバーが¥1,499、シンプルながらおしゃれなデザインが際立っています。
最後に、「ÄNGSVITVINGE(エングスヴィートヴィンゲ)」掛け布団カバーと枕カバーは¥2,999で、青い空に浮かぶ雲のような心地よいデザインです。ぜひ、この機会にイケアの最新コレクションをお楽しみください。