東京電力とサカナバッカが福島産水産品の販路拡大へ向けた新フェアを開催

福島の美味しさを東京で体験する「発見！ふくしまフェア」

2025年11月7日から13日までの7日間、東京電力ホールディングス株式会社と株式会社フーディソンが共同で開催する「発見！ふくしまフェア」が、サカナバッカの6店舗にて行われます。このフェアでは、福島県産の水産品の魅力を東京の人々に届けることを目的とし、地元の漁業支援及び販路拡大に貢献します。

フェアの目的と背景

福島県の水産業は、震災以来厳しい状況が続いています。水揚げ量と金額は震災前の数値に対してそれぞれ約25.6%と40%にとどまっており、輸入規制も影響しています。そこで、単なる一時的な支援ではなく、継続的な消費者の支持を得ることが重要です。サカナバッカは「美味しいから買いたい」というリピート文化の確立を目指し、福島の水産品を日常の選択肢として提供します。

フェアの具体的内容

フェア中は、以下のような特別メニューやサービスが提供されます。

- 福島県産水産品を使用した特別な丼やオリジナル惣菜メニューの販売
- 福島県産水産品の通常販売
- 「常磐もの100円引きクーポン」の配布

この機会に、地元で捕れた食材を存分に味わうことができます。

前回フェアの反響

「発見！ふくしまフェア」の前回開催時には、多くのお客様から温かい応援メッセージが寄せられ、その中には「福島を忘れずに応援しています」や「自分の故郷である福島の食材をこれからも支持していきたい」という声が多くありました。このような声からも、福島県の水産品への期待感が伺えます。

東京電力の取り組み

東京電力は、原子力発電所事故を経て、福島県産品の販路拡大を重要な課題と位置付けており、サカナバッカとのパートナーシップを通じて販売促進を行っています。特に、ALPS処理水の海洋放出後も、福島産品の認知向上に向けた活動を続けていることが評価されています。

サカナバッカの取り組み

サカナバッカは、東京都内を中心に展開する魚屋で、日本の伝統的な魚食文化を現代風にアレンジし、より多くの人々に魚の魅力を伝えるべく努力しています。地元の漁業者と連携し、新鮮で高品質な魚を提供。オンラインと実店舗で連携した新しい購買体験も提案しています。

結論

「発見！ふくしまフェア」を通じて、私たちが目指すのは福島県産水産品を首都圏での生活の一部として根付かせることです。多くの方々に福島の豊かな水産物を味わっていただくことで、復興への道筋が確実に進むことを願っています。ぜひ、サカナバッカの店舗に足を運んで、福島の魅力を体験してください。皆様のご来店を心よりお待ちしております。