宅配PASSTOの拡大
2025-03-03 13:25:55

LINEヤフーとECOMMITが提携、宅配PASSTOのサービス提供を拡大

LINEヤフーとECOMMITが手を組み、循環型社会を実現へ



LINEヤフー株式会社が運営するサステナビリティに特化したメディア「サストモ」は、循環型社会の構築に向けて株式会社ECOMMITと提携しました。この協力によって、資源循環サービス「宅配PASSTO」の提供エリアが拡大され、国内全域(北海道と沖縄離島を除く)で利用可能となりました。これにより、ユーザーは自宅から不要品を簡単にリサイクルすることができます。

宅配PASSTOの特長


「宅配PASSTO」は、LINEの公式アカウントを友達に追加しているユーザー向けに、不要品を自宅から無料で発送できるサービスです。回収された不要品はECOMMITのスキームに則り、リユースやリサイクルが行われます。これにより、リユース・リサイクルに気軽に参加できる仕組みが整い、資源を効率的に回収、再流通させることが可能になります。

2024年9月から10月の期間中、関東・中部・関西エリアでこのサービスが通算約44トン、つまり44,074kgの不要品を回収しました。リユース可能なものは再度利用され、リユースが難しいものはリサイクルされています。ユーザーが簡単にリサイクルに参加することのできる環境が整うことで、循環型社会の実現を目指しています。

「REUSE SHIFT」とは


この新たな取り組みは、ECOMMITが提案する資源循環の新コンセプト「REUSE SHIFT」への参画として行われています。「REUSE SHIFT」には、LINEヤフーの「サストモ」以外にも、さまざまな業界の企業が参加しています。今後、この構想のもとでより多くのユーザーがリサイクルに貢献でき、資源の循環が促進されることが期待されています。

提供サービスの内容


「宅配PASSTO」は2025年3月3日からの実施が決定しており、回収に関する必須アイテムを簡単に発送することができます。具体的には、アクセサリー、小型家電、おもちゃ、調理器具などが該当し、さらに衣類や生活雑貨、スポーツ用品なども対象に含まれます。これにより、ユーザーは自宅から手軽に不要品を送り出すことができるのです。

PASSTOの理念


「PASSTO」は、次の人にモノを渡す、未来に資源を渡すという意味を持つ造語です。このプログラムは、地域での循環を生み出す基地となり、不必要なものを集めて適切に選別し、再活用の道を切り開きます。特に、PASSTOで預かる衣類のリユース・リサイクル率は約98%に達しており、単なる焼却に比べ大幅なCO2削減にも寄与しています。

ECOMMITとサストモの共通のビジョン


ECOMMITは「捨てない社会をかなえる」というビジョンを掲げており、不要品を集め、選別し、再流通させる循環ビジネスを展開しています。全国に自社の循環センターを設け、データに基づいた透明性のある運営を行っています。また、「サストモ」はYahoo! JAPAN SDGsから新たにリブランディングしたメディアであり、428万人以上のユーザーと共にサステナブルな世の中を目指しています。

まとめ


「宅配PASSTO」は、ユーザーにリユースやリサイクルへの参加を促すために設計された、簡易で利用しやすいサービスです。LINEヤフーとECOMMITの提携によって、より広範囲のユーザーにリサイクルの機会が提供され、持続可能な社会への一歩を踏み出すことが期待されています。


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会社情報

会社名
LINEヤフー株式会社
住所
東京都千代田区紀尾井町1-3東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー
電話番号

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