株式会社knewit、プレシリーズAラウンドでの資金調達を実施
2023年、株式会社knewit(ニューイット)は、東京都千代田区に本社を置く企業として、荷主向けにサプライチェーンの効率化を推進するための資金調達を行いました。この資金調達はベンチャーキャピタル2社と既存株主を引受先とし、第三者割当増資を実施したもので、今後の事業展開に向けた財務基盤を強化する重要なステップとなります。
knewitの事業内容と目指す方向性
knewitは、「市場最高効率のサプライチェーンを作る」をミッションに掲げ、荷主向けサプライチェーンDXツールである「ニューイット」を開発し提供しています。このツールの特徴は、受発注プロセスのクラウド化を実現し、納入先情報の管理や手順書の自動生成を行うことができる点です。
特に、2024年の物流問題や法改正に伴う荷主責任の義務化に対し、業務の効率化や輸送効率の改善を支援し、顧客企業にとっての重要なパートナーとしての役割を果たしています。既に多くの企業に導入されており、広く活用されています。
資金調達の目的
今回の資金調達は、製品開発や販売体制の拡充を目的としており、特にAI技術を駆使したサプライチェーンの効率化に寄与する研究開発を進めるために使用されます。これにより、さらに競争力を高め、顧客に対してより高い付加価値を提供できるようになります。
新サービス「IBP構築支援」の開始
同社は新たに「IBP構築支援」というサービスを始めました。このサービスは、荷主向けサプライチェーンDX「ニューイット」の核心的な強みを活かしたもので、AIを活用したデータの扱いや効率的な業務プロセスの設計に重点を置いています。これにより、企業間で必要なデータを素早く連携させ、ビジネスのレジリエンスを高めることが可能となります。
導入企業について
複数の商社や運送事業会社において、既に「ニューイット」が導入されており、これまでの成功事例を基にしたさらなる展開が期待されています。詳細な導入事例は、公式サイトにて公開されています。
投資家の声
今回の資金調達に際しては、KUSABIやCentral Japan Seed Fundなどのベンチャーキャピタルが参加しています。KUSABIの渡邉氏は、物流業界の課題解決に取り組むknewitに強い期待を寄せており、またCentral Japan Seed Fundの山本氏も、同社の迅速なソリューション開発に驚嘆しています。このような専門性とスピード感が、今後の成長を支える要因となるでしょう。
まとめ
荷主向けのサプライチェーン効率化に寄与する事業を展開しているknewitは、今後も新たな技術を活用して業務の効率化や収益改善を実現していくことでしょう。興味がある方は、ぜひ公式サイトから詳細をご覧ください。問い合わせもお待ちしております。
会社名:株式会社knewit
所在地:東京都千代田区麹町4-8-1 THE MOCK-UP BY PORTAL POINT 1F
* 会社HP:
knewit