春の訪れと地域の絆を感じるスープ
2025年3月3日、スープストックトーキョーから「女川産さんまのつみれスープ」が全国の外食店舗で販売されます。このスープは、東日本大震災以降、女川町と共に歩んできた歴史を持つ、特別な存在です。
女川町とさんまの関係
宮城県女川町は、世界三大漁場の一つ、三陸沖に位置する漁港で、その豊かな海の恵みを受けています。特に、さんまは最高品質で知られ、料理のプロたちからも好まれています。スープストックトーキョーでは、震災後の2011年から、女川産のさんまを使用したスープの販売を始めました。
このスープが生まれた背景には、女川町でさんまの加工を行うワイケイ水産の存在があります。震災の厳しい状況の中、彼らは海との共生を大切にし、復興を「進化のきっかけ」として捉えました。その姿勢に感銘を受け、スープストックトーキョーは彼らと共に歩み続けています。
新しい春の味わい
今年の春、「女川産さんまのつみれスープ」はリニューアルされ、宮城県の名産であるせりと、香るよもぎの白玉を加えた春らしい一杯になります。これまでの伝統を感じさせつつ、新しい食材を取り入れたこの和風スープは、まさに春の訪れを味わうにはぴったりです。
海の恵みと春の香りが融合したこのスープは、お客様の心に寄り添い、大切な人や場所への想いを巡らせるきっかけになるでしょう。女川町の新たな取り組みとして、地域に密着した商品をお届けできる喜びを感じています。
販売情報
- - 販売開始日: 2025年3月3日(月)
- - 販売店舗: 一部店舗を除く全国の外食店舗
- - 価格: 通常価格に+20円
このスープの売上の一部は、女川町の活動支援に使われるため、購入すること自体が復興支援にもつながります。また、家庭用スープストックトーキョー全店では、期間限定で女川町の物産品も販売予定です。
スープストックトーキョーについて
スープストックトーキョーは、全国で60店舗以上を展開する食べるスープの専門店です。冷凍スープやファミリーレストラン「100 本のスプーン」など様々な食ブランドを抱え、地域とのつながりを大切にしながら事業を運営しています。社名には「世の中の体温をあげる」という理念が込められており、温かさを感じる食の提供を目指しています。
女川町の恵みが詰まった「つみれスープ」を通じて、春の訪れと地域の活力を感じてみてはいかがでしょうか?