赤ちゃんの頭外来開設
2024-08-06 11:07:16

赤ちゃんの頭のかたち外来が北海道に新設!医療の最前線を実現。

赤ちゃんの頭のかたち外来が北海道に登場



北海道札幌市に位置する北海道立子ども総合医療・療育センター(通称:コドモックル)が、2024年8月に新しい外来「赤ちゃんの頭のかたち外来」を開設します。これにより、赤ちゃんの頭の形状に関する専門的な治療を地域で受けられるようになります。導入される治療法は、株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーが開発した「QurumFit(クルムフィット)」を用いたヘルメット治療です。

子どもたちの未来を見据えた医療



コドモックルは、道内唯一の小児総合専門病院として、小児の医療と療育を一貫して提供しています。これまで他施設への紹介が常であったヘルメット治療が、今後は地元で受けられる体制を整えることで、より多くの親御様の手助けを可能にします。専門医による初診から治療終了までの一貫したサポートが行われ、赤ちゃんの発達や成長に寄与する医療が提供されます。

確かな診断と治療への信頼



外来では、赤ちゃんの頭の変形が病的なものか、あるいは主に寝ている際の頭の向きによる位置的変形であるかを鑑別し、必要に応じて適切な治療が施されます。診療は、ジャパン・メディカル・カンパニー社のスタッフが参加し、医師とともに赤ちゃんおよびその家族に寄り添ったサービスを目指します。鑑別診断には最新の技術が活用され、質の高い診療が期待されています。

教育と連携で進化する医療



コドモックルの専門医は、ヘルメット治療に関する研修会に参加し、最新の治療技術を学ぶ場を持っています。また、先行施設での見学も予定されており、地域での医療の質向上に向けた取り組みが進んでいます。

悩める親御さんたちへのメッセージ



初診を担当する小児脳神経外科部長の吉藤和久医師は、病的な変形の鑑別に力を入れるとともに、親御さまの疑問に対して分かりやすく説明を行うことを心掛けています。ヘルメット治療を無理に勧めることはせず、親御さまの意思を尊重する姿勢を強調しています。たとえ心配な点があれば、まずは専門医による診察を受けてほしいとしています。

赤ちゃんの頭のゆがみの原因



赤ちゃんの頭のゆがみは、普段の寝かせ方などの生活習慣による場合がほとんどです。ただし、病的変形も稀に存在します。通常、頭の形状は生後3ヶ月から6ヶ月の間に急成長するため、このタイミングでヘルメットを用いて治療を行うことで改善が期待できます。さらに、ジャパン・メディカル・カンパニーが開発した「赤ちゃんの頭のかたち測定アプリ」を使用することで、誰でも簡単に赤ちゃんの頭の形状を測定できるようになっています。

結論



「赤ちゃんの頭のかたち外来」の開設は、地域医療における大きな一歩です。北海道内で赤ちゃんの頭のかたちに関する専門的な診治が行える場所が増えることにより、赤ちゃんの健やかな成長を支える医療環境が整い、将来への希望を繋いでいけることを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー
住所
東京都中央区東日本橋2-24-12東日本橋槇町ビル2F
電話番号
03-5829-8342

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