みずほリース、持続可能な社会への貢献に向け「Mizuho ポジティブ・インパクトファイナンス」契約締結
みずほリース株式会社は、株式会社みずほ銀行との間で、「Mizuho ポジティブ・インパクトファイナンス」の契約を締結しました。本商品は、ポジティブ・インパクト金融原則に基づき、みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社が開発したインパクト評価フレームワークを活用し、顧客が抱える社会的インパクトを包括的に評価します。
評価において「ポジティブなインパクトを生み出す意図を持つもの」と判断された場合、当該取り組みの継続的な支援を目的として融資が行われます。本件は更新型の「Mizuho ポジティブ・インパクトファイナンス」を活用した融資であり、2024年3月に組成された本商品の適合性評価に基づき、既存の目標設定状況と本件ファイナンスの期間を考慮した上で、みずほリースのポジティブ・インパクト金融原則およびインパクト評価フレームワークへの適合性が変化していないことを確認しています。
みずほリースは、「ニーズをつなぎ、未来を創る」という経営理念のもと、事業活動を通じてステークホルダーと共有できる価値を創造し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。再生可能エネルギービジネスや循環型経済(サーキュラーエコノミー)に注力するほか、本件をはじめとするサステナブルファイナンスを積極的に活用しています。
みずほ銀行は、SDGs達成に向けた取り組みについて、環境・社会・経済へのポジティブ・インパクトを示していくことが重要であると考えており、金融機関として本商品を通じ、ポジティブ・インパクト創出・評価に向けた取り組みを支援していきたいと考えています。
また、みずほ銀行は、みずほリサーチ&テクノロジーズと共にインパクト評価、ならびにインパクトマネジメント(定期的なモニタリングを通じたポジティブ・インパクトに関するKey Performance Indicator(KPI)達成やネガティブ・インパクトのコントロール支援等)を活用したエンゲージメント(建設的な対話)を行うことで、顧客の取り組みを継続的にサポートします。
案件概要:コミットメントライン
融資先:みずほリース株式会社
アレンジャー:株式会社みずほ銀行
契約締結日:2024年6月28日
「Mizuho ポジティブ・インパクトファイナンス」とは
「Mizuho ポジティブ・インパクトファイナンス」は、2021年6月にみずほ銀行が開始した、持続可能な開発目標(SDGs)達成に貢献する金融商品です。国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)のポジティブ・インパクト金融原則に基づき、環境・社会・経済へのポジティブ・インパクトを評価し、そのインパクトを生み出す取り組みを支援するものです。
みずほリースのサステナビリティ経営
みずほリースは、サステナビリティ経営を推進しており、再生可能エネルギービジネスや循環型経済(サーキュラーエコノミー)に注力しています。本件のように、サステナブルファイナンスを積極的に活用することで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
今後の展望
みずほリースは、「Mizuho ポジティブ・インパクトファイナンス」を活用することで、持続可能な社会への貢献をさらに強化していきます。みずほ銀行は、インパクト評価やインパクトマネジメントを通じて顧客の取り組みを継続的にサポートすることで、SDGs達成に向けた取り組みを支援していきます。