島根県立大学で初のチャリティーライブが開催
島根県立大学で、学生によるチャリティーライブが盛況に開催されました。このイベントは、「島根県立大学あかえんぴつくんキャンパス・ライオンズクラブ」と「島根県立大学DSACキャンパス・ライオンズクラブ」が共催し、特に注目を集めました。ゲストとして参加したのは、著名なアーティストである花*花さんや愛内里菜さんです。
学生サークルの背景
かつて活動を続けてきた「島根県立大学あかえんぴつくん」は、献血や骨髄バンクの普及啓発に注力しつつ、災害研修に取り組む「災害研究会(DSAC)」と連携を深めてきました。2025年3月には、ライオンズクラブの国際協会から認証を受けたことで、島根県内で初のキャンパスクラブとなりました。これを機に、地域活動や大学祭での献血呼びかけ、フードバンク活動、地域清掃など多岐にわたる奉仕活動を行っています。
初のキャンパス主催チャリティーライブ
今回のチャリティーライブは、全国でも初めてとなるキャンパスクラブ主催のイベントであり、地域とのつながりを強調しています。出雲キャンパス内で行われたこのライブでは、ステージをメインに据えたプログラムが展開され、骨髄バンク啓発や防災の実体験コーナー、地元の学生や小学生によるパフォーマンスなど多彩な内容が盛り込まれました。また、地元で収穫された新鮮な野菜の直売も行われ、地域社会の一体感をさらに高める取り組みが評価されています。
盛況を極めた当日の様子
当日はおよそ300名の地域住民と学生が参加し、会場は終始活気に満ちていました。エンディングでは、実行委員を務めた学生たちがステージ前に整列し、来場者への感謝の言葉を述べました。この瞬間、会場全体から拍手が贈られ、「温かみを感じるライブだった」という感想が寄せられるなど、参加者に深い感銘を与えました。
収益金の寄付と今後の展望
ライブを通じて集まった収益金は469,640円に達し、全額がライオンズ国際財団(LCIF)へ寄付される予定です。このような活動を通じて、若者の力を地域社会へ還元し、地域への貢献を目指していく意義が再確認されました。
今後も、「あかえんぴつくん」および「DSAC」の学生サークルは、地域貢献プログラムを通じて、地域住民とのつながりを深め、地域の未来を創造する一端を担いたいと考えています。地域に根ざした活動を通じて、持続可能な社会の実現に向けた努力を続けていくことが期待されるでしょう。