Tecar Therapy®セミナー
2009-02-17 14:35:40

イタリアのトップトレーナーが伝授!Tecar Therapy®セミナー開催

イタリア発!最先端治療法「Tecar Therapy®」セミナー開催



株式会社インディバ・ジャパンは2月11日、東京都目黒区の本社セミナールームで「Tecar Therapy®セミナー」を開催しました。セミナーには、スポーツ関連の医療従事者や鍼灸師、柔道整復師など約50名が参加。

今回の目玉は、イタリアオリンピック協会スポーツ医学・科学研究所で講師を務めるファブリツィオ・ラグーザ氏の講演と施術デモです。ラグーザ氏は、Tecar Therapy®を「スポーツ医学分野における最高の技術」と断言。北京オリンピック出場選手をはじめとするトップアスリートへの施術経験を豊富に持ち、その実績から高い信頼性を誇ります。

特に注目を集めたのは、MotoGPチャンピオンであるバレンティーノ・ロッシ選手への施術例の紹介です。ロッシ選手はレース中の手首骨折という緊急事態に見舞われましたが、ラグーザ氏のTecar Therapy®による集中的な治療を受け、わずか5日間でレース復帰を果たしました。骨折の完治はできませんでしたが、見事2位入賞という結果を残したのです。

ラグーザ氏は、このケースについて「限られた時間の中で、アスリートが最大限のパフォーマンスを発揮できる状態に導く施術が求められました。Tecar Therapy®は理論、データ、そして高度な技術に基づいているため、短期間でも治療目標を達成することが可能でした」と説明。施術者の高い技術と機器の性能の両方が、Tecar Therapy®の成功を支えていると結論づけました。

講演後には、右肩の痛みを持つ男性への施術デモが行われました。約40分の施術の間、ラグーザ氏は丁寧な説明を交えながら施術を進め、施術後には患者の肩の痛みだけでなく、筋肉の張りも改善。可動域も広がり、参加者からは感嘆の声が漏れました。

セミナーでは、今後の展望についても発表がありました。山口祐司会長は、アスリートを施術する際の責任の重大性を強調し、「施術者の教育が第一」と述べました。3月からはTecar Therapy®の資格講座が開講され、資格取得後の技術確認には、オンラインセミナーが導入されます。セミナー会場と施術室をつないだ実演も行われ、その有効性が示されました。

ファブリツィオ・ラグーザ氏:輝かしい経歴と高い専門性



1970年イタリア生まれのラグーザ氏は、シエナ大学医学部でリハビリテーション療法学士号を取得。大学在学中はペルージャ体育学高等専門学校で運動生理学の講義助手も務め、1998年からはサッカーチーム「A.C.ペルージャ」のオフィシャル・ケアドクターとして活躍しました。2004年には整形外科医やスポーツドクターらとクリニックを開設する一方、イタリアオリンピック協会スポーツ医学・科学研究所でTecar Therapy®の講師として後進の育成にも力を注いでいます。

まとめ:Tecar Therapy®の可能性と未来



今回のセミナーは、Tecar Therapy®の高い治療効果と、施術者の育成の重要性を改めて認識させる機会となりました。最先端技術と熟練の技が融合したTecar Therapy®は、スポーツ医学分野のみならず、幅広い医療分野での更なる発展が期待されます。オンラインセミナー導入による教育体制の強化も、その可能性を広げる大きな一歩となるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社インディバ・ジャパン
住所
東京都目黒区碑文谷5-15-11F
電話番号
03-5768-8871

トピックス(スポーツ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。