常陸太田市文化財公開集中曝涼のご案内
茨城県常陸太田市で、10月18日(土)と19日(日)の2日間にわたり「常陸太田市文化財公開集中曝涼」が開催されます。このイベントは、貴重な文化財を公開する機会であり、普段は見ることのできない文化遺産を体験する絶好のチャンスです。
「曝涼(ばくりょう)」とは、カビや虫の発生を防ぐために行う虫干しのことで、常陸太田市では平成19年から、この虫干しを兼ねた文化財公開イベントを実施しています。今年は、特に注目すべき木造薬師如来坐像(国指定重要文化財/西光寺)や、鉄造阿弥陀如来立像(国指定重要文化財/中染阿弥陀堂)が公開されます。
文化財公開の概要
この集中曝涼イベントでは、市内の26カ所で様々な文化財が一般に公開されます。参加者は、学生ボランティアによる解説を聞きながら、文化財の背後にある魅力や歴史を学ぶことができます。随所に設置される解説ボードや音声ガイドを活用し、この貴重な機会を存分に楽しんでください。
イベント詳細
- - 日時:10月18日(土)・19日(日)10:00~15:30(一部15:00まで、荒天の場合は中止)
- - 公開場所:市内26カ所(一部は日限定)
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両日公開:東金砂神社、中染阿弥陀堂、菊蓮寺、西光寺、旧町屋変電所ほか
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18日のみ:大中神社、賀美発電所、利員城跡、香仙寺ほか
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19日のみ:青蓮寺、枕石寺
参加者特典として、公開場所を巡ってスタンプを集めると、オリジナル缶バッジやクリアファイルを獲得できるスタンプラリーも実施されます。オリジナルグッズを手に入れながら、歴史に触れることができるのは、大きな魅力です。
参加方法と問い合わせ
文化財公開イベントの参加は、特別な申し込みは不要です。ぜひ、家族や友人と一緒にお出かけください。各公開場所でのイベント情報や最新情報は、常陸太田市の公式ホームページから確認できます。
主催は常陸太田市教育委員会で、茨城大学や常磐大学をはじめとした協力機関もあり、地域の魅力を一緒に発信しています。文化財を通じた学びや交流をこの機会に体験しましょう。
● お問い合わせ:常陸太田市教育委員会文化課(電話:0294-72-3201、メール:
[email protected])
このイベントは、歴史に興味がある方や、地域の文化に触れたい方にとって見逃せない機会です。皆様のご参加を心よりお待ちしております。