福岡なか支部が全車両の電動化を実現
福岡市博多区を拠点とする一般社団法人グリーンコープ共同体に所属するグリーンコープ生活協同組合ふくおかが、このたび福岡なか支部において全63台の車両を電気自動車(EV)に移行したことを発表しました。この取り組みは、地球環境への負荷を軽減し、脱炭素社会の実現に向けた重要な一歩です。
EVの導入状況
福岡なか支部では、配送用のトラック45台、小規模配達等に使う18台の計63台がすべて電気自動車に切り替わりました。具体的な車両の内訳は以下の通りです:
- - 日野DUTROZEV:34台
- - フォロフライ:11台
- - 三菱ミニキャブEV:10台
- - 本田N-VAN:8台
このように、様々なタイプのEVが導入されており、福岡なか支部の業務において抜群の効率を発揮しています。
グリーンコープの脱炭素社会の取り組み
グリーンコープは、全車両をEV化するだけでなく、再生可能エネルギーの利用にも力を入れています。各事業所では、一般社団法人グリーンコープでんきから供給される電力を最大限活用しており、これはバイオマス、太陽光、小水力、地熱など、化石燃料に依存しない発電方法から供給されています。
また、グリーンコープでんきは『CO2ゼロエミッションプラン』も実施しており、これは電気自動車が使用する電力においても二酸化炭素排出をゼロにすることを目指しています。これにより、EVから排出されるCO2も完全にゼロとなります。
「OUR GREEN」プロジェクトの紹介
グリーンコープは、「OUR GREEN」というプロジェクトを立ち上げ、2027年までに自社の事業で排出する温室効果ガスをゼロにすることを目指しています。このプロジェクトの理念は、「組合員の皆さんとともに、無理なくカーボンニュートラルを目指す」というもので、誰もが気軽に参加できる形で進められています。
「OUR GREEN」のロゴには、組合員が参加することでカーボンニュートラルが完成するというメッセージが込められています。皆さんがこの取り組みに加わることで、持続可能な社会に向けた動きが促進されます。
福岡なか支部の所在地
- - みなみデポ:福岡市南区桧原5-14-1
- - なかデポ:福岡市南区桧原7-43-33
組織の背景
グリーンコープ共同体は2018年に設立され、九州を中心に多くの生協と連携して地域に根ざした活動を行っています。この団体は、地域の安全で安心な食を提供し、子供たちの未来を守ることを理念としています。これからもグリーンコープは、地域活性化と環境保護を両立させる活動を続けていくことでしょう。
公式ウェブサイト
グリーンコープ公式サイト