新たな時代の宿泊業務支援「Delta AI Ops」
シンガポールに本社を置くDELTA HQ PTE. LTD.が、宿泊業界向けにAIマネージドオペレーションサービス「Delta AI Ops」の提供を開始しました。この新サービスは、ゲストへのサポートや収益管理を高度にサポートするもので、急速に変化するホスピタリティ業界において重要な役割を果たすことが期待されています。
宿泊業界の現状と課題
日本の宿泊業界は現在、深刻な人手不足に直面しています。帝国データバンクの調査によると、正社員不足率は60.2%に達し、離職率も全産業平均の約1.7倍の26.6%という状況です。このような環境下、宿泊施設は多言語対応や料金戦略を強化しなければなりませんが、現場のスタッフは多くのバックオフィス業務に追われ、十分なゲスト対応の時間を確保できていないのが現実です。そこで、Delta AI Opsが開発され、宿泊施設の業務を助けることを目的としています。
Delta AI Opsの特長
Delta AI Opsは、AIと専門オペレーターのハイブリッド体制で運営されます。AIは、定型的な問い合わせへの応答、データの収集・分析、料金推奨の算出、レポートの自動生成などを担い、専門オペレーターが複雑な判断や品質管理を行います。これにより、24時間365日、最大5ヶ国語でのゲストサポートとレベニューマネジメントを提供することが可能となります。
ゲストサポート代行
このサービスは、楽天トラベルやBooking.com、Expedia、AirbnbなどのOTAを通じてのゲスト対応を行い、宿泊施設が求める予約変更や延泊処理、部屋タイプ変更などの業務もスムーズに行います。また、清掃会社との連携や電話対応も可能です。これにより、スタッフはゲストへのホスピタリティにより多くの時間を割くことができます。
レベニューマネジメント代行
Delta AI Opsは、競合他社の価格をモニタリングし、需要を予測し、最適な価格を算出してサイトコントローラーへ反映させるという一括代行サービスを提供します。これにより、宿泊施設のRevPAR(1室あたりの収益)を最大化するための継続的な最適化が実現されます。
シームレスな運用
Delta HQが開発したオールインワンプラットフォームにより、宿泊施設の運営は従来の外部システム連携と比べて圧倒的にスムーズになります。空室状況、清掃状況、料金、予約チャネルの全データをリアルタイムで参照し、即時対応が可能に。予約の変更や料金反映が瞬時に行われるため、業務の効率化はもちろん、ゲストへのサービス向上にも寄与します。
今後の展望
DELTA HQ PTE. LTD.のCEO、藏立裕太氏は「テクノロジーに任せられる業務はAIに委ね、スタッフはホスピタリティに専念できる環境を整えることが我々の使命」と語っています。今後はAIのさらなる進化と運営代行業務の範囲拡大を目指し、業界の発展に寄与していくとしています。
会社概要
DELTA HQ PTE. LTD.は、シンガポールの国際プラザに本社を置き、2022年12月に設立されました。日本法人はDELTA HQ JAPAN株式会社で、ホスピタリティ業界向けのAIクラウドプラットフォームの開発・提供を手掛けています。ウェブサイトは
こちらです。