都心初の和紅茶専門店「KAGUWA」
東京都新宿区神楽坂に、新たな和紅茶の専門店「KAGUWA」がオープンしました。こちらの店舗では、日本国内で生産された和紅茶をメインに、季節の生菓子とともに提供する独自のメニューを展開しています。茶葉自体の香りを最大限に活かした料理や飲み物を提供し、訪れる人々に上質なひとときを提供して別世界のような体験が待っています。
多彩なメニュー
KAGUWAでは、和紅茶のフレーバーを楽しむために工夫を凝らした「生菓子セット」が人気メニューの一つです。このセットには、2種の和紅茶と水出し茶、さらに季節ごとの生菓子が組み合わされています。お値段は2500円から。お茶とともに、旬の生菓子の風味を楽しむことができます。また、マナーや作法を学びながら楽しむお茶体験も計画しており、茶文化を深く知ることができるチャンスです。
こだわりの香り
KAGUWAの和紅茶は、香料を使用せず茶葉そのものが持つ自然な香りを活かすことで、花や果実を思わせる優美なフレーバーが味わえることが特徴です。「梔子」や「桃染」など、日本の風土が生んだ香りを厳選して使用しています。この独自のアプローチにより、KAGUWAの紅茶は国内外で高く評価されています。
国際的な評価
さらには、KAGUWAが開発したブレンドティーが、英国国際ティーコンテスト「The Leafies」にて、金賞を受賞したことでも話題です。この受賞は、日本の紅茶ブランドとして初の快挙であり、国際的な審査基準で高い評価を得たことは、和紅茶が世界に誇れる存在であることを示しています。
美しい空間作り
店舗のデザインは、「香りを設計する建築」をテーマにしています。喧騒から離れ、茶葉の香りに包まれながら、心静かに過ごせる空間を目指しています。内装には、左官職人による手づくりの砂漆喰の壁や、無垢材の家具、間接照明によって、柔らかな光が広がる設計が施されています。訪れるお客様の五感を養うと同時に、心を整える場所として利用されています。
代表者の思い
KAGUWAの代表取締役である楢原亮氏は、幼少期からお茶に親しんできた経験を基に、茶葉本来の香りの美しさを広めることを目指しています。「茶葉の香りを多くの人に知って欲しい」という強い思いが、KAGUWAの創設に繋がりました。神楽坂という街の特性を活かし、日本の茶文化を世界に発信していくとの決意を語っています。
店舗情報
このように独特なコンセプトを持つ「KAGUWA」は、多くの人に和紅茶の魅力を伝え、日本の茶文化を共に楽しむ場として大いに期待されています。