エックスサーバーの統合
2025-10-01 16:52:40

エックスサーバー、グループ統合で国内最大の国産クラウド事業者へと進化

エックスサーバー株式会社、グループ2社と統合



エックスサーバー株式会社が本日、グループ企業であるシンクラウド株式会社およびネットオウル株式会社の全事業を統合することを発表しました。2025年10月1日からの正式な開始により、国内最大級の国産クラウド事業者として、運用サイト数270万件以上を誇る体制が整います。この動きは、現代の企業が直面するデジタル技術の進化、DX(デジタルトランスフォーメーション)や生成AIの導入に伴う課題への対応を目指したものです。

統合の背景



今日のビジネス環境は、急速に進化するデジタル技術やクラウド利用の多様化に直面しています。しかし、多くの中小企業は社内の情報人材が限られているため、こうした変化にうまく対応できないのが現実です。そこで、エックスサーバーは、これまで培ってきた信頼性の高いサービスと技術を背景に、中小企業や個人事業主を中心にさらなる支援を行うべく統合に踏み切りました。

この統合により、エックスサーバーは、DX時代に必要な国産クラウド基盤を強化し、全てのユーザーが安心してデジタル技術を簡単に使用できる環境を提供します。実際に、これまで23万社に及ぶ導入実績と、個人向けサービスの豊富な経験を基に、中小企業の競争力向上や生産性向上に寄与していく考えです。

統合による具体的な効果



統合された新たな企業体は、以下の3つの主な効果を見込んでいます:

1. 国産クラウド基盤の信頼性向上:エックスサーバーはシンクラウドとネットオウルの技術資産や開発力を統合し、より高度な技術に対応できる国産クラウド基盤を実現します。これにより、セキュリティ面での信頼を高め、より多くの企業が安心して利用できる環境を構築します。

2. 中小企業向けのデジタル変革支援:彼らの強化された開発リソースは、中小企業がより手軽にDXを進めるためのクラウドサービスを加速する役割を果たします。これにより、複雑な技術に関わらず、本業に専念できるようサポートします。

3. 生成AI時代への対応:最新のデジタル技術を誰でも簡単に活用できるサービスとして提供し、業界を問わずデジタル格差の解消に貢献します。

新たな企業理念の制定



伴って、エックスサーバーは新しい企業理念を策定しました。これにより「ユーザーアブソリュート」を掲げ、すべての活動はユーザーを起点とし、信頼を重視した企業活動を推進するとしています。また、使命として「クラウドで未来を創る」というビジョンも新たに掲げ、社会の持続性と個人の豊かさを実現するために尽力する意向を明言しました。

代表のコメント



エックスサーバーの小林尚希社長は、今回の統合が歴史的な節目であるとし、グループ各社の強みを結束させることが、より強固で柔軟なクラウド基盤の実現に繋がるだけでなく、ユーザーからの信頼に応え続けることが最優先だと述べています。この統合により、より安心してサービスを利用できる環境を整えていくと約束しています。国産クラウド事業者として、日本のデジタル基盤支援と社会全体の成長に寄与していく姿勢を示しました。

今後もエックスサーバーは、ユーザーの期待に応え続けるべく、進化を続けていくことでしょう。


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会社情報

会社名
エックスサーバー株式会社
住所
大阪府大阪市北区大深町4-20グランフロント大阪タワーA 32F
電話番号
06-6292-8811

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