ミュージカル「この世界の片隅に」がテレビ初放送!
2024年に上演されたミュージカル「この世界の片隅に」が、待望のテレビ初放送を迎えます。CS衛星劇場では、11月10日(日)に昆夏美と海宝直人が出演する回、続いて11月17日(日)には大原櫻子と村井良大が出演する回が、それぞれ午後6時30分から放送される予定です。
物語の背景
このミュージカルは、こうの史代による原作漫画を元にしています。太平洋戦争の真っただ中、広島県呉市で生きる人々の優しさと困難を描いた物語で、実に人間の生き様を繊細に表現しています。昆夏美と大原櫻子、海宝直人と村井良大はWキャストでそれぞれ主人公の浦野すずと、彼女が嫁ぐ相手の北條周作を演じています。
豪華キャストと音楽
ミュージカルの脚本・演出を手がけるのは、著名な舞台演出家である上田一豪。彼は以前に「四月は君の嘘」を見事に舞台化した実績を持っています。さらに、音楽には国民的な卒業ソングの作詞・作曲で知られるアンジェラ・アキが参加。この音楽が物語をさらに彩ります。
キャストには、浦野すずの妹役を演じる小向なるや、周作の義姉である音月桂など、実力派の俳優が揃っており、温かな感情を持って彼らのキャラクターを演じます。
放送の詳細
11月10日の昆夏美・海宝直人版は、2024年7月27日に広島県呉市の呉信用金庫ホールで収録されたもので、11月17日は翌日となる7月28日に収録された回が放送されます。視聴者の心を掴むために、各回は約2時間半から3時間の長さです。
また、放送前には音楽劇や他のミュージカル作品も同日に紹介されるので、そちらもチェックしておきたいところです。
結び
ミュージカル「この世界の片隅に」は、視聴者に背負っているものや生きる意味を問いかける深いテーマを持つ作品です。この機会に、テレビの前でその感動の物語をぜひ堪能してみてください。放送日はお見逃し無く!