オンライン診療サービスSOKUYAKUがWemexストレスチェックと提携！

オンライン診療サービスSOKUYAKUがWemexストレスチェックと提携

ジェイフロンティア株式会社（以下「当社」）、東京都渋谷区に本社を置く企業は、PHCホールディングス株式会社（証券コード：6523）の傘下であるウィーメックス株式会社（代表取締役社長：高橋秀明、東京都渋谷区）と提携し、オンライン診療およびオンライン服薬指導サービス「SOKUYAKU」とメンタルヘルス管理ツール「Wemexストレスチェック」連携を発表しました。この新たな連携は、企業のメンタルヘルス対策を一層強化することを目的としています。

ストレスチェック制度とその課題

ストレスチェックは、労働安全衛生法に基づき、年に一度従業員の精神状態を検査するために50人以上の従業員を抱える企業に義務付けられています。しかし、従業員数が50人未満の企業ではプライバシーや作業負担の問題から、努力義務の範疇に留まっていました。このたび、国会に提出された法律案により、今後50人未満の企業にも適用される予定で、これによりメンタルヘルス対策を実施する企業が増えると期待されています。

高ストレスと判定された従業員に対しては、企業は産業医との面談を勧める義務があります。しかし、面談を受けたくない理由として、上司や同僚に知られることを恐れる従業員も多く、高ストレス者が面談を受ける割合は低い傾向にありました。

SOKUYAKUとの連携による新たな選択肢

今回の提携によって、高ストレスと判定された従業員に対し、SOKUYAKUを通じて心療内科のオンライン受診を案内することが可能となります。これにより、従業員は企業に知られることなく相談や治療を受けることができ、高ストレス者に新たな選択肢を提供できるのです。また、ストレスチェックで問題がないと判定された従業員でも、急な体調不良や慢性疾患に対してSOKUYAKUを利用することができます。

この連携により、SOKUYAKUの利用者数の増加が見込まれます。また、「Wemexストレスチェック」を利用する企業のために、SOKUYAKUのメリットをさらに推進していく予定です。

Wemexストレスチェックの特徴

ウィーメックスが提供する「Wemexストレスチェック」は、法人向けのメンタルヘルスサービスで、受検業務を簡便化する各種機能を持っています。メールアドレス不要でのWeb受検や英語対応など、多様なニーズに応えるよう設計されています。特に、e-Learningコンテンツや個別対応のセルフケア動画などが、メンタルヘルス対策として効果を上げています。

ストレスチェックサービスには、初期費用がかからず、年額39,600円（税込）からプランを選ぶことができます。これにより、多くの企業がメンタルヘルスを重視する環境を整えることが期待されます。

SOKUYAKUの機能

一方、ジェイフロンティア株式会社が提供する「SOKUYAKU」は、スマートフォンを活用して自宅やオフィスでオンライン診療や服薬指導が受けられるサービスです。21,000店舗以上の提携クリニックや薬局があり、利便性が高いのが特徴です。患者向けには、かかりつけ医や薬局の登録、服薬情報の管理ができる機能も搭載されています。

オンライン診療の導入は難しくないため、追加の設備投資なしで簡単に利用可能です。料金は登録料と年会費が無料で、月額550円（税込）の「SOKUYAKUプレミアム」プランも選択できます。

まとめ

今回の提携により、従業員が安心してメンタルヘルスのサポートを受けられる環境整備が進むことが期待されます。「Wemexストレスチェック」と「SOKUYAKU」の連携は、企業の持続可能な成長を支えるための新たな一歩となるでしょう。今後、このような取り組みが日本における企業のメンタルヘルス対策を一層強化することを願っています。