地域健康を守る
2025-03-04 19:08:23
コープさっぽろと赤十字が連携し地域健康を守る取り組み
コープさっぽろと日本赤十字社北海道支部が連携
2023年2月28日、生活協同組合コープさっぽろは、日本赤十字社北海道支部との包括連携協定を締結しました。この協定は、地域における健康診断事業や災害時の支援体制を強化することを目的としています。協定の内容には、医療事業の推進や健康に関する講習、災害時における支援物資の供給などが含まれています。
連携の具体的な内容
1. 医療事業に関する事項
協定の第1項目として、コープさっぽろの健康診断で要再検査の方には、近隣の赤十字病院へスムーズに受診を繋げる取り組みが行われます。これにより、地元で安心して医療を受けることができる環境が整います。
2. 医療・健康に関する講習
コープさっぽろの施設を活用して、地域住民向けに医療や健康についての講話やイベントが開催される予定です。この取り組みによって、地域の健康増進が期待されます。
3. 災害時の支援物資供給
災害が発生した際には、コープの物流センターや生産施設から必要な支援物資が迅速に病院に供給されます。この協定により、緊急時の対応力を高めることが可能になります。
健康寿命の延伸へ
この包括連携協定を通じて、コープさっぽろは創立60周年を迎え、全道献血キャラバンを実施することも決まりました。日本全国で問題視されている血液不足に対する課題の解決に向けた取り組みになります。
両者のコメント
協定締結に際し、日本赤十字社北海道支部の事務局長である渡辺明彦さんは、「災害救護活動や医療事業に取り組んでいる中で、コープさっぽろとの連携により、より効果的な支援が可能になる」と語っています。コープさっぽろの理事長、大見英明さんも、「健康診断の受診率を上げることで、医療費の削減や健康寿命の延伸に繋げたい」と話し、地域活動への期待を寄せています。
地域を支える力
今後の取り組みを通じて、コープさっぽろと日本赤十字社北海道支部は、地域住民の健康を守り、災害時にも力を合わせて支援を行っていく方針です。これにより、安心して暮らせる地域社会の実現に向けて、一層の協力と連携が求められます。コープさっぽろと赤十字社の協業は、今後の地域医療の発展にとって欠かせないものとなるでしょう。
会社情報
- 会社名
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生活協同組合コープさっぽろ
- 住所
- 電話番号
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