Sentryが資金調達
2022-05-11 11:00:12
Sentry、サイバーセキュリティ分野で約4,000万円の資金調達を完了
Sentryが約4,000万円を資金調達
日本のサイバーセキュリティ企業Sentryが、約4,000万円の資金調達を実施しました。この資金は主に「Sentry Anti-Cheat」と呼ばれる製品の開発とプロモーションに使われる予定です。最近、オンラインゲームやesports業界における不正行為が急増しており、企業が直面する課題が大きくなっています。Sentryは、テクノロジーを用いてこれらの問題に取り組むことを目的としています。
チート問題の深刻化
オンラインゲームでは、不正行為によって正常なプレイ体験が損なわれている状況にあります。チートによる疑念は、プレイヤー同士の信頼を揺るがし、eスポーツの競技性や楽しさを損なう要因となっています。この現状を背景に、Sentryは自社の技術力を駆使して、より公正なゲームプレイの環境を提供することに注力しています。
「Sentry Anti-Cheat」の特長
Sentryの主力商品である「Sentry Anti-Cheat」は、従来の他社製品とは一線を画す技術を採用しています。特に、Windowsカーネルモードドライバー技術を利用し、従来のアプローチであるプロセスメモリへの攻撃を前提とした防御策と異なり、不正ソフトウェアのアクセスを根本から遮断することが可能です。
こうした技術により、ゲームが健全に進行できるよう、不正アクセスや不審なアクティビティの検出が強化されています。これにより、プレイヤーが安心してゲームを楽しむための土台づくりが進められています。
代表の思い
Sentryを率いる沖絢斗氏は自身も日々ゲームをプレイしているプレイヤーであり、その中でチートによる影響を強く感じてきたと語ります。「チートを使っているかどうか疑心暗鬼になりながらゲームをプレイすることが、果たして楽しいことなのか?」と懸念を示し、全てのプレイヤーが公平に楽しめる環境を作る重要性を訴えています。
投資家からの期待
今回の資金調達には多くの投資家が参加しており、彼らのコメントでもSentryの技術力やビジョンに期待が寄せられています。eスポーツ業界の成長に寄与できる企業として、Sentryの取り組みは高く評価されています。
会社概要
Sentryは、東京都港区に本社を置き、2021年に設立されました。社長の沖氏は、サイバーセキュリティ分野での豊富な知見を基に、特にゲーム業界の健全な成長に寄与する製品を提供しています。
今後は、プロダクトのさらなる開発と認知度の向上に努め、グローバル展開を目指すことで、より多くのプレイヤーが安心してゲームを楽しめる環境を提供していく予定です。
会社情報
- 会社名
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株式会社Sentry
- 住所
- 東京都港区虎ノ門1-16-6
- 電話番号
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