Finatextグループが新たな一歩を踏み出す
Finatextグループが展開する金融子会社、株式会社スマートプラス、スマートプラス少額短期保険株式会社、株式会社スマートプラスクレジットの3社は、2025年8月13日にコーポレートロゴを刷新しました。このリニューアルは、金融分野でのサービス向上を目指し、3社の共通ビジョンをより明確に伝えることを目的としています。
ロゴリニューアルの狙い
新しいロゴの導入は、単なるデザインの変更に留まりません。各社はそれぞれ、証券、保険、クレジットといった金融分野において特化したSaaS型基幹システムを活用しています。これまでのパートナー企業数は2025年6月末時点で37社に達し、マクロな視点で見ると、2025年度内には49社への拡大を見据えているとのこと。このロゴ刷新を通じ、Finatextグループが金融のインフラストラクチャ事業におけるコア企業であることをより明確にアピールし、事業のさらなる成長を促進していく意向が伺えます。
新ロゴデザインの特徴
新しいコーポレートロゴは、3社共通のマークを中心に、各社の金融領域名を添えた形でデザインされています。共通マークは正六角形のハニカム構造を基にしており、これは金融サービスの堅牢性と効率性を象徴しています。また、S字の周囲に埋め込まれたモチーフは、金融インフラストラクチャを代表するものとして、市場でのブランドアイデンティティを強化しています。
デザインは主に黒を基調とし、主張しすぎず、パートナー企業との調和を重んじたもので、金融サービスの黒子としての役割を重視しています。このロゴには、より良い協業関係を築くための願いが込められていると言えます。
サービスロゴの従属リニューアル
同時に、金融インフラストラクチャの各サービスロゴもリニューアルされました。これにより、コーポレートロゴと同じデザインルールを踏襲し統一感を保ちながら、各サービスの個性も際立たせています。今後、これらのロゴを通じて、Finatextグループの提供する金融サービスがより一層浸透し、顧客の理解を得ることが期待されています。
Finatextグループについての再確認
Finatextグループは、「金融を“サービス”として再発明する」というミッションを掲げ、多岐にわたるフィンテックソリューションを提供しています。グループには、証券ビジネスプラットフォームを展開するスマートプラスや、オルタナティブデータ解析を提供するナウキャストなどが含まれます。これにより、ユーザー目線での金融サービス開発が進められており、パートナーとともに新たな金融の形を追求しています。
各社の取り組み
株式会社スマートプラス では、証券業務を支援するプラットフォーム「BaaS」を核に、自社顧客向けの証券サービスの提供支援を行っています。これにより、より便利で使いやすい金融取引が可能です。
スマートプラス少額短期保険株式会社 では、デジタルサービス提供者と連携して保険商品を開発。医療保険「母子保険はぐ」や、キャンセル料を補償する「キャンセル保険」など、日常生活に寄り添った商品を展開しています。
株式会社スマートプラスクレジット は、クレジット関連ビジネスを支援するプラットフォーム「Crest」を基に、事業者によるクレジットサービスの展開をサポートしています。
これらの取り組みにより、Finatextグループは未来の金融インフラとして、一層の進化を遂げていくことでしょう。