建設業界の未来を切り開く次世代SaaS「KY-NEXT」とは
建設業界において、無事故・無災害を実現するための活動、いわゆる危険予知(KY)活動は欠かせません。しかし、従来の紙ベースのKY活動は形骸化しがちで、特に忙しい朝の時間帯には非生産的な事務作業が多く残されていました。そうした中で、株式会社Archが開発した次世代安全管理SaaS「KY-NEXT」が注目を集めています。
新たな取り組みの背景
重視される危険予知活動ですが、実際には毎日同じような内容を繰り返し書くことが多く、そのためKY活動自体が形骸化してしまうことが課題として浮上。加えて、職長が手書きで書類を作成し、現場監督がそれを回収するといった非効率なプロセスが続いていました。
Archは、こうした問題を根本から解決するために、デジタルKYを進化させ、新たに「KY-NEXT」として2016年6月15日に提供を開始しました。
KY-NEXTの主な特徴
1. ノーコードカスタマイズ機能
「KY-NEXT」は、各建設会社が異なるKYシートのフォーマットをそのまま再現することができるノーコードのテンプレートビルダーを完備しています。この機能により、高額なカスタマイズ開発費用なしで、自社の運用ルールを維持しつつスムーズにデジタル化へ移行可能です。
2. 専用AIの活用
さらに、このプラットフォームにはArchが独自に開発した建設特化AI「Arch Intelligence」が搭載されています。職長がスマートフォンで作業内容を入力すると、AIは過去のデータと現場の気象条件に基づき、リスクとその対策を提案します。この機能は、単なる経験や記憶を超えた高度なリスクアセスメントを瞬時に実施し、安全管理を強化します。
KY-NEXTがもたらす変革
「KY-NEXT」は、職長の負担を軽減するだけでなく、現場監督の業務効率も大幅に向上させます。ペーパーレス化が進み、書類の回収や管理業務が不要になるため、いつでもどこでもKY結果にアクセス可能です。
また、誰もが簡単に参加できる手書きサイン機能が用意されており、全作業員が質の高いKY活動に貢献できる環境が整っています。
Arch Intelligenceについて
Arch独自のAIである「Arch Intelligence」は、Archの提供する現場管理プラットフォームの中核を担い、各プロダクトが相互に連携し、現場監督の右腕として機能します。このAIによって、施工管理者1人あたりの生産性を向上させることが期待されています。
展示会での実演
「KY-NEXT」のリリースを祝し、2026年6月17日から20日に開催される「第8回 国際建設・測量展(CSPI 2026)」に出展します。Archのブースでは「KY-NEXT」や次世代プロダクト群のデモンストレーションを行う予定です。現場での実際の操作感を体験できる機会が提供されるため、ぜひ足を運んでみてください。
【展示会概要】
- - 名称:第8回 建設・測量生産性向上展(CSPI-EX 2026)
- - URL:CSPI-EX 2026
- - 会期:2026年6月17日(水)〜20日(土)
- - 会場:幕張メッセ
まとめ
「KY-NEXT」は、建設業界の安全管理を革新するための重要な一歩です。従来の形骸化したKY活動から脱却し、業務の効率化と安全性向上を同時に実現できる可能性を秘めています。これは、建設現場の未来を築くための新しいカギとなるのかもしれません。今後の展開に注目です。