世界が注目する日本IP映像化の未来
デジタルハリウッド大学の特命教授である藤村哲也氏が、12月12日に「世界が注目する日本IP映像化の未来」と題した公開特別講義を行います。アニメ、漫画、ゲームを原作としてハリウッドでの映像化が進む中、近年の成功例から今後の展望まで幅広く掘り下げていく内容が予定されています。
アニメやゲームなど、日本のIP(知的財産)が映像化されるプロセスが注目されるようになってきたのは、数年前から。その年第には任天堂の「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」や、NETFLIX版の「ONE PIECE」の実写シリーズが登場し、どちらも大ヒットを記録しました。これにより、日本の知的財産の国際的な地位が確立され、映像業界の新たな潮流が生まれています。
さらに、今年の大ヒット作「SHOGUN 将軍」は、日本語を主体にした米国製の実写シリーズであり、エミー賞では過去最高の18冠を達成しました。本作が示すのは、日本の文化やストーリーが海外で高く評価され、視聴者に受け入れられているということです。藤村教授はこのような現象がどのように進化しているのか、参加者と共に考察していくことでしょう。
講師プロフィール
藤村哲也氏は、株式会社ギャガ・コミュニケーションズ(現・ギャガ株式会社)の創立者であり、著名なフィルムプロデューサーです。彼は持ち味として、国際映画・映像ビジネスにおけるコンサルティングに従事する傍ら、日本のIPを基にした映像制作にも積極的に取り組んでいます。ハリウッドの大作「ゴースト・イン・ザ・シェル」や、昨年話題となった「ワンピース」の実写シリーズでもエグゼクティブ・プロデューサーとして関わっています。
デジタルハリウッド大学について
デジタルハリウッド大学は、2005年に東京・秋葉原で開校し、現在は新御茶ノ水にある教育機関です。デジタルコミュニケーション学部では、未来の不確実性に立ち向かうためのスキルを身につけるカリキュラムが組まれています。また、海外からの多様な学生が在籍しており、国際的な環境で学び、留学プログラムも積極的に推進されています。これにより、グローバル人材を育成するための基盤が整えられています。最近の実績では、創発的学究領域における人材育成が注目を集めており、起業家を多く輩出しています。
この特別講義では、藤村教授が日本のIP映像化の現在と未来を鮮やかに描き出すことでしょう。参加者は、映像業界の新たな展開についての洞察を得られる貴重な機会です。オンライン形式での開催となるため、どなたでも手軽に参加できるチャンスがあります。予約は以下のリンクから可能です。
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日時
- - 日程: 2023年12月12日(木)19:10‐20:40
- - 形式: オンライン
ぜひ、この機会をお見逃しなく!日本の文化が世界でどのように評価され、映像化されているかを学ぶ絶好の場となるでしょう。