新たな医療の形
2024-08-20 18:57:27

CROSS SYNCとアルムが協業し遠隔ICUの普及を加速させる

株式会社CROSS SYNC(横浜市金沢区)は、遠隔ICUの普及を目指す新たな一歩を踏み出しました。同社は、医療ICTで確かな実績を持つ株式会社アルム(東京都渋谷区)と2023年3月に出資を受け、2024年8月から業務提携を開始します。この提携により、CROSS SYNCの生体看視アプリケーション「iBSEN DX」と、アルムの医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」を組み合わせ、多くの医療機関への遠隔ICU導入を加速します。

提携の背景


CROSS SYNCの「iBSEN DX」は、重症病床の患者の状態を集中的に監視できるアプリケーションで、モニタリング機能も備えています。これにより、患者ケアの向上が期待されており、医療従事者の負担を軽減する効果も見込まれています。アルム社の「Join」は、医療者間の円滑なコミュニケーションを実現し、両社の強みを生かしたシナジー効果が期待されています。

遠隔ICUの意義


全国各地の医療機関で「iBSEN DX」を導入することで、特に地方の医療機関においても、高度な集中治療の提供が可能になります。これにより、地域医療の質が高まり、医療現場の負担が軽減されることで、患者にとってもより良い環境が整います。CROSS SYNCは以前から横浜市立大学と協力し、遠隔ICUのシステムを構築してきた実績があり、新たな事例として横須賀市立市民病院でもの取り組みが進行中です。

アルム社のコメント


アルム社の坂野哲平社長は、「グローバルな医療DXの実現に向けて、協業体制を強化していく」と述べ、CROSS SYNCとの関係を評価しました。彼は、臨床現場のニーズに応えることができる企業とのパートナーシップを重要視しており、医療分野の技術革新を推進する意識が感じられます。

iBSEN DXが変える未来


「iBSEN DX」は、患者の状態を特定するために必要な情報を一元管理し、リアルタイムでの患者モニタリングを実現します。在宅医療のニーズが高まっている中で、多くの医療機関がこの技術を取り入れ始めています。このような動きが広がることで、医療の質が向上し、誰もが公平に受けられる医療環境の構築に寄与すると期待されています。

医療界が求める革新は、今後さらに加速するでしょう。CROSS SYNCとアルム社の提携によって、遠隔ICUの普及が進むことで、医療従事者の負担が軽減され、患者にとってもより快適な医療環境が現実のものとなるのです。私たちの生活に身近な医療サービスが、劇的に変化しつつあるのです。

企業情報


CROSS SYNCは「医療の今を変える。」というミッションを掲げ、医療の質の向上に貢献しています。一方、アルムも「Shaping Healthcare」を企業メッセージに、全ての人々に公平な医療を提供するためのソリューションを展開中です。両社が手を組むことにより、医療の未来はますます明るくなることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社CROSS SYNC
住所
神奈川県横浜市金沢区福浦3-9臨床研究棟 A507
電話番号

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