GMOインターネットのGPUクラウドが国際評価で「Silver」を獲得！

GMOインターネットのGPUクラウドが「Silver」を獲得

GMOインターネット株式会社が提供する「GMO GPUクラウド」が、米国SemiAnalysis社が発表したGPUクラウド国際評価レポート「ClusterMAX™2.0」にて、「Silver」評価を受けました。

この評価は、世界中の250社以上のGPUクラウドプロバイダーが対象となる中で、国内GPUクラウド事業者として初めての受賞です。具体的には、セキュリティ、信頼性、ネットワーク性能、運用体制など、10の項目から総合的に評価されています。

「ClusterMAX™2.0」とは？

「ClusterMAX™2.0」は、SemiAnalysis社によって開発された独立した評価システムです。このシステムは、世界のGPUクラウドプロバイダーを評価する際に用いられ、2025年11月には総計209社を対象にした報告書が発表される予定です。このシステムを通して、ユーザーはより信頼性の高いサービスを選ぶことができます。

GMO GPUクラウドの特長

「GMO GPUクラウド」は、特に優れたパフォーマンスを示し、実測テストではPyTorchライブラリの起動時間が約1秒と最速クラスの結果を記録しています。これは、開発者にとって作業効率を高める指標となります。

また、評価の中で特に強みとして挙げられたのは以下の3つです。
1. HPC技術に関する強み：日本市場のニーズに応える技術提供。
2. サポート体制の強化：「Strong Support」として高評価を得ており、顧客満足度も高い。
3. 成功事例の提示：Turing社やAI Robot Association(AIRoA)などの実績を背景に、信頼性が証明されています。

GMO GPUクラウドの技術的特長

「GMO GPUクラウド」は、NVIDIA H200 Tensor コアGPUを搭載し、国内初の高速ネットワークNVIDIA Spectrum-Xと最適化されたストレージを実装しています。

さらに、2024年11月には「TOP500」で世界37位、国内6位という評価を得たことも追い風になっています。このクラウドサービスは、商用としては国内最速の計算基盤を提供し、かつ2025年6月に電力効率の世界ランキング「Green500」で34位を獲得し、国内1位を記録しました。

企業の未来展望

GMOインターネットは、生成AI関連の企業や研究機関に対して、最適化されたインフラと柔軟な計算環境を提供し、開発のスピード向上とコスト削減に寄与します。これにより、国内外のAI産業の発展を目指す所存です。

会社概要

GMOインターネット株式会社は、2025年1月1日に新体制で始動した企業で、インターネットインフラと広告・メディア事業の融合を図り、全ての人々に「笑顔」と「感動」を届けることをコミットしています。

今後もGMO GPUクラウドは、革新を追求し、企業や研究機関のAI技術の進展を支援し続けることでしょう。