FinatextとGOGENが不動産分野でのデジタル化推進の業務提携を締結

FinatextとGOGENの業務提携

不動産業界の効率化と顧客体験の向上を目指して、FinatextとGOGENが新たに業務提携を結びました。今回の提携により、Finatextが提供するSaaS型デジタル保険システム「Inspire」が、GOGENが開発する「レリーズプラットフォーム」に組み込まれます。これにより、保険契約手続きが大幅にデジタル化され、業務の効率化が実現します。

業務提携の背景

日本の住宅用不動産業界では、依然として紙を用いた取り引きや属人的な運用が多く残っています。このため、営業効率や顧客の手続きに不便を感じることが少なくありません。GOGENは、このような課題を解決するために、契約や書類のやり取りをデジタル化する「レリーズプラットフォーム」を展開しています。

一方、Finatextでは、様々な保険商品を簡単に組み込むことができるクラウドサービス「Inspire」を提供しており、その柔軟性を最大限に活かした連携を通じて、顧客体験を向上させる必要性を感じていました。両社のニーズが一致したことで、今回の業務提携が実現しました。

業務提携の具体的内容

業務提携の具体的な内容として、「Inspire」の保険申込機能を「レリーズプラットフォーム」に統合することが挙げられます。この統合により、プラットフォーム内の物件情報や顧客情報を利用して、保険料の見積もりや申込手続きが自動化され、効率化が図られます。これにより、不動産会社や損保代理店の担当者は、見積もり作成や確認にかかる時間を大幅に削減でき、顧客はプラットフォーム内で保険契約を直接行えるようになります。