プリメディカ特別賞受賞
2024-11-20 15:49:37

株式会社プリメディカが「DST EVIDENCE AWARDS 2024」で特別賞を受賞

株式会社プリメディカが特別賞を受賞



株式会社プリメディカ(東京都港区)が、一般社団法人Data for Social Transformation(DST)が主催する『DST EVIDENCE AWARDS 2024』において特別賞「データベース構築賞」を受賞しました。この受賞は、エビデンスを用いた社会実装の促進を目的とした企画の一環であり、プリメディカの取り組みが高く評価された結果です。

受賞の背景



プリメディカは、主力製品であるFlora Scan(フローラスキャン)に関連した研究をエントリーし、特に「日本人腸内細菌叢データベースを活用した腸内環境評価システムの開発と検査サービスの事業化」が注目されました。この研究は、腸内環境の評価においてデータベースを力強く構築していることが評価のポイントです。

Flora Scan事業部を率いる小川健太氏は、受賞に際して「この賞は私たちの研究とサービスの価値を証明するものであり、今後もエビデンスに基づいた展開を続けていく所存です」とコメントしました。

DST EVIDENCE AWARDSの意義



DST EVIDENCE AWARDSは、社会を創るために必要なエビデンスを社会に浸透させることを目的にしています。エビデンスを活用して課題解決を目指すプロジェクトや施策を評価し、優れた事例を表彰することにより、社会の変革を促進しています。受賞部門は、エビデンス部門、アクション部門、アイデア部門の三つに分かれ、各部門には異なる基準で評価が行われます。

Flora Scanの特長



Flora Scanは、腸内フローラを評価するための検査サービスで、これは京都府立医科大学、摂南大学、及びプリメディカとの共同研究によって実現されたものです。このサービスは、日本人特有の腸内フローラを五つのタイプに分類し、疾患との関連性や菌の多様性を評価するための特許取得済みのシステムを使用しています。2022年7月には、この腸内フローラ検査サービスがふるさと納税の返礼品として全国で初めて採用されました。

さらに、この研究の取り組みは、産学連携による優れた研究・開発手法として認められ、「第5回日本オープンイノベーション大賞」や「2023年度グッドデザイン賞」などの受賞にも繋がっています。

健診2.0の実現に向けた取り組み



プリメディカは、新しい健康診断の形「健診2.0」を目指し、健康診断が終わった後の生活習慣の改善や健康意識の向上につなげるために日々挑戦をしています。「ただ健康診断を受けた」ということに留まるのではなく、具体的なアクションへとつなげていくことを目指しています。

会社の概要



プリメディカは、早期に重大疾患の発症リスクを判定するための検査の研究開発やマーケティング、販売を行っており、予防医療に特化した事業を展開しています。代表的なサービスには脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクを測定する「LOX-index(R)」や、腸内フローラ検査サービス「Flora Scan(R)」などがあります。

この受賞を機に、プリメディカはさらなる発展を目指し、健康寿命の延伸に貢献する姿勢を一層強化していくことでしょう。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社プリメディカ
住所
港区芝公園2丁目3-3 寺田ビル5階
電話番号
03-5776-1105

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。