ふぐ、くじら、あんこう祭りの魅力
下関市で開催される「第2回ふく、くじら、あんこう祭り」が、2022年11月5日から2023年1月29日までの期間にわたって行われています。このお祭りは、コロナ禍で苦しむ地域の飲食業や観光業を支援するため、官民の協力のもとに始まったもので、昨年の初回が大好評だったための継続開催です。
食の宝庫・下関
このお祭りの発信地域である下関市は、ふぐ、くじら、あんこうの水揚げ量が日本一の街として知られています。これは、地元の飲食店が新鮮でリーズナブルな価格で本物の味を提供できる背景となっています。特に、ふぐ料理は高級食材として知られているものの、下関では手頃な価格で楽しめる貴重な体験です。
参加店舗とイベント内容
本祭りでは、約140軒の対象飲食店で特別にふぐ、くじら、あんこう料理が提供され、さらには「ふぐ」「くじら」「あんこう」料理を楽しんだ方の中から抽選で宅配便がプレゼントされるという特典も用意されています。また、期間中には様々なイベントも計画されており、地域を挙げての盛り上がりを見せています。
特別イベントのご紹介
巨大なヒマラヤスギの点灯式(式典17:50開始、点灯18:00)
「第1回下関くじら祭」では、下関名物の「はりはり鍋」「長門くじら鍋」や鯨肉の試食も。各200食が無料で振る舞われます。
* イベントではまた、あんこうとふくの唐揚げミックスパックが100食提供され、飲食店サービス券の配布も行われます。
- - 12月2日: ふく鍋の無料振る舞い(100食、18:00〜)
- - 1月27日: あんこう鍋の無料振る舞い(100食、18:00〜)
これらのイベントを通じて、地域の食文化に触れるだけでなく、地元の飲食店に足を運ぶ機会にも恵まれます。
歴史と食文化の関係
下関の食の歴史は古く、特にふぐ料理は、深い歴史的背景を持つ文化です。豊臣秀吉の時代に禁止されていたふぐの食文化は、伊藤博文が訪れた際に解禁されたことに由来します。このように、食材の歴史も祭りに華を添えています。
くじらとの深い関わり
下関は商業捕鯨の発祥地とも言われ、くじら料理を提供する店が多く、地域の重要な食材としては欠かせません。この地域で捕獲されるくじらは、様々な料理として調理され、観光客にも人気です。
あんこうの魅力
あんこうは「海のフォアグラ」とも称され、特にその肝は健康や美容に良いとされています。下関の漁港では年間約700トンのあんこうが水揚げされており、こちらも日本一の水揚げ量を誇ります。
参加して体感しよう
「第2回ふく、くじら、あんこう祭り」は地域活性化を目指し、美味しい食材をリーズナブルに楽しむ絶好の機会です。下関の豊かな食文化と歴史を体感しながら、皆さまのご参加をお待ちしております。本物の脂の乗った魚介類をぜひ味わってみてください。
詳細は公式サイトをご確認ください:
光がつなぐ、煌めく食と歴史の下関三つの日本一ふく、くじら、あんこう祭り