Cygamesがフランスの伝統的GⅠレース「パリ大賞典」のメインスポンサーに
日本のゲーム会社、株式会社Cygamesがフランス・中央競馬を運営するフランスギャロとパートナーシップを結び、7月13日(日)にフランス・パリで行われる「パリ大賞典」のメインスポンサーに就任しました。これによりこのレースは「CYGAMES GRAND PRIX DE PARIS」として開催されます。
パリ大賞典とは
1863年から続く「パリ大賞典」は、パリ・ロンシャン競馬場で行われる芝のGⅠレースで、毎年欧州のトップクラスの3歳牡馬と牝馬が競う選手権的存在です。このレースはその名声から多くの競馬ファンや観客を魅了しており、2024年には約1.8万人が訪れる見込みです。
レース後には音楽やエンターテインメントが楽しめる「ガーデンパーティー」も開かれ、パリ大賞典は競馬の枠を超えた文化イベントとしても知られています。一流の選手たちが集うこの舞台にCygamesが参加することで、さらなる注目が集まりそうです。
Cygamesの役割
Cygamesは「CYGAMES GRAND PRIX DE PARIS」の開催において、そのブランドをアピールする絶好の機会を得ました。レースプログラムやスターティングゲート、トラックボード、サドルタオルにサイゲームスのロゴが掲出されるなど、ブランドの認知度向上が期待されます。
フランスギャロの常務理事エリー・エノー氏は、サイゲームスとの提携について「パリ大賞典を通じて若い世代を含めた新しい観客層を呼び戻し、競馬の魅力を広められると思う」とコメントしており、両社のコラボレーションから生まれる新たな展開に期待が寄せられています。
代表者のコメント
Cygamesの代表取締役社長、渡邊耕一氏も「この度フランスギャロとパートナーシップを結べたことを光栄に思います。最高のエンターテインメントを提供し続ける企業として、多くの人々に喜びや夢を届けられるよう努めます」と述べています。Cygamesは特に、競走馬をテーマにしたゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」の英語版を6月26日にリリース予定で、競馬ファンとの接点をより強化していくそうです。
レースの詳細
「CYGAMES GRAND PRIX DE PARIS」のレース詳細は以下の通りです。
- - 開催日: 7月13日(日)第4レース
- - 会場: パリ・ロンシャン競馬場(フランス・パリ)
- - 賞金総額: 60万ユーロ
- - 距離: 芝2,400メートル、3歳牡馬・牝馬
さらに、Cygamesがスポンサーを務める他のレースとして、「HANDICAP DE LA FETE NATIONALE」や「PRIX DE MALLERET」があります。これらのレースも同日に開催され、それぞれ異なる特徴を持っています。
- - HANDICAP DE LA FETE NATIONALE: 4歳以上牡馬・牝馬、芝2,000メートル、賞金総額5万900ユーロ。
- - PRIX DE MALLERET: 3歳牝馬、芝2,400メートル、賞金総額11万9000ユーロ。
まとめ
今回のパートナーシップは、Cygamesがフランス競馬の文化に敬意を表しながら、同社のブランドを広める素晴らしい機会です。サイゲームスがどのように「パリ大賞典」の魅力を引き出し、観客に新しい体験を提供するのか、今後の展開に注目が集まります。公式サイトやSNSで最新情報をチェックしながら、競馬ファンとしてこの特別な日を楽しみに待ちましょう。